第6講座 調査技術・朗読表現
開講30分前に、前回録音体験が欠席でできなかった受講生の録音を済ませる。
定時開講。
前半は、調査技術講義。
朗読には、必ず下調べ(調査)が必要。
まず、過去誤読の多かった漢字、単語リストから問題プリントを作成して配布。
最初の10分間を自分の記憶で回答を書き、その後10分で持参の辞書等で読みを調べる。
その後、こたえ合わせ。
目で文字を追って読書しているときは、「読めている」つもりでも、いざ、声にしてみると、詰まることがある。
その体感と「調べる」ことを習慣化する必要性を学ぶため。
その後、テキスト「調査技術」のページを読み合わせをしながら、留意事項の確認、解説。
辞書以外の調査方法のいろいろを伝える。
5分間休憩
後半は、朗読技術。
修了朗読会4つ目の課題となる「マイマイ新子」の中の5分間分を抜き出したプリントを配布。
数行ずつに分け、朗読検討をしながら、まわし読んでいく。
入門編で学習した、間、プロミネンス、速さ、高さ、イントネーション、声の五つの要素に留意して
作品に触れていく。
今回は、語尾のばし、すくい上げ、うねり、等にも触れ、アドバイスを渡しながら進める。
1時間で一巡。
次回は、音声表現の演習と、いければ、配慮技術に入ります。
修了朗読会に向けて、それぞれの課題文を検討し、自分が分担したい作品をそろそろ心づもりしてきてくださいませ、と告知。
また、ここ数年世話人を務めている、日本語センターの全国朗読巡回セミナーの開催を案内。
塩尻は9月17日の予定。興味のある方はどうぞ、とインフォメーション。
何人かが申込書を持ち帰る。
全員で掃除、解散。
関連記事