第6講座 調査技術・朗読表現

のんたん

2010年07月13日 22:09

開講30分前に、前回録音体験が欠席でできなかった受講生の録音を済ませる。

定時開講。

前半は、調査技術講義。

朗読には、必ず下調べ(調査)が必要。

まず、過去誤読の多かった漢字、単語リストから問題プリントを作成して配布。

最初の10分間を自分の記憶で回答を書き、その後10分で持参の辞書等で読みを調べる。

その後、こたえ合わせ。

目で文字を追って読書しているときは、「読めている」つもりでも、いざ、声にしてみると、詰まることがある。

その体感と「調べる」ことを習慣化する必要性を学ぶため。

その後、テキスト「調査技術」のページを読み合わせをしながら、留意事項の確認、解説。

辞書以外の調査方法のいろいろを伝える。


5分間休憩

後半は、朗読技術。

修了朗読会4つ目の課題となる「マイマイ新子」の中の5分間分を抜き出したプリントを配布。

数行ずつに分け、朗読検討をしながら、まわし読んでいく。

入門編で学習した、間、プロミネンス、速さ、高さ、イントネーション、声の五つの要素に留意して

作品に触れていく。

今回は、語尾のばし、すくい上げ、うねり、等にも触れ、アドバイスを渡しながら進める。

1時間で一巡。

次回は、音声表現の演習と、いければ、配慮技術に入ります。

修了朗読会に向けて、それぞれの課題文を検討し、自分が分担したい作品をそろそろ心づもりしてきてくださいませ、と告知。

また、ここ数年世話人を務めている、日本語センターの全国朗読巡回セミナーの開催を案内。

塩尻は9月17日の予定。興味のある方はどうぞ、とインフォメーション。

何人かが申込書を持ち帰る。


全員で掃除、解散。



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