読書アドバイザーという分野のお仕事をされている方たちがいます。
図書館にお勤めの方もいれば、本屋さんにお勤めの方も、フリーでアドバイザーをされている方もいます。
今回の朗読会では、塩尻図書館にお勤めの松本さんに大変お世話になりました。
思いがけず、namiさんと一緒にとお声掛けをくださったことで、
しばらく離れていた自身の「朗読」を見つめる機会をいただけました。
ここ数年、司会や副音声や講師の仕事が多かったこともあり、いえ、それに逃げて、
自身の研さんに重きを置けなかった自分がいました。
このタイミングで朗読会のおはなしをくださった松本さんに、本当に感謝しています。
図書館の中でのアドバイザーのお仕事は多岐にわたっているようで
毎日飛び回るようにお仕事をしていらっしゃいます。
そのなかで、練習場所の確保、ちらしの準備、あらゆる裏方を支えてくださいました。
リレー朗読会でしたので、各団体全てへの気配りが必要だった松本さん。
もちろん担当は、リレー朗読会だけではありません。朗読会は、日々のお仕事のひとつ。
毎日がとてもハードな中でのお気づかいでした。にもかかわらず
「いきとどかなくてごめんなさいね」とご心配をくださり、
いろんなお願いをしたわたしたちと図書館との間に立って心を使ってくださいました。
takkoさんという読書アドバイザーの方は、図書館にお勤めの後、今も地域に根付いていろんな動きをなさっています。
本への知識は素晴らしいもので、多くの作家さんともお知り合いです。
いつでも好奇心と探求心を持ち、アンテナを広げて、市民にどう伝えていくかを考えておられます。
読書事業に対する思いがとても「熱い」方。
たまにお話すると、それだけでパワーをいただける物語世界の先輩です。
1/4の奇跡の上映会にも足を運んでくださり、いい映画だったと直後メールをくださり、そっと帰られていました。
昨日もtakkoさんは、朗読会に来ていてくださいました。
朗読会の前には、メールでエールをくださっていました。
見守っていただけているようで、とても安心感がありました。
「アドバイザー」という仕事。
それは、先導と見守り。
読書アドバイザーは、読書世界の「おかあさん」のような仕事です。