笑い転げて

のんたん

2010年12月03日 17:26

下息子のなやみ。

「おれ、正月のバイトどうしようかなぁ」とここ数日ぶつぶつと。

「好きでいいよ、お正月くらいは休んだ方がいいような気もするけど」と私。

「ん~~、稼ぎ時ではあるんだよなぁ」

となかなか決心がつかない様子で。

そのうち、

「俺が正月に家にいた方がいい人ぉ!」と挙手をせがむ。

兄は「すきにすればぁ?家族といるより金をとるんだ?へぇぇ」 とからかう。

「そりゃおまえがいたほうがいいに決まってるさ、掃除の手伝いも要るし」と父。

すかさず、兄「いけよ、バイト。おめーのいないとこでうまいもの食うからさーーw」と追い打ち。

弟、ケムンパスみたいにくねくねとぶーたれ顔。

あくまでも、「お前と過ごしたい」とは言わない兄と、言わせたい弟。


笑い転げてしまった。

「みんなで過ごそうよ、あなたがいなかったらつまんないよ」と助け舟をだし。


「まぁみんながそんなにいうなら、いてやるかぁ」 などとほざいて兄にクリンチされている。

こどもだか、おとなだかわかんないこの兄弟を

内心はかわいく思う。

かわいいなどと言ってはもういけない年なんだろうけれど。

息子は、いつまでも「息子」である。




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