平和
一切れのかわいたパンがあって、
平和であるのは、
ごちそうと争いに満ちた家にまさる。
ごちそうはないが、感謝して食事をとる心根をもつ家族がいる。
なんとありがたいことよ。
「おかえりなさい」がいえる立場が、どれだけ幸せなものかを、わたしは知っている。
かつて子であった時代自分が欲しかった言葉を、渡せる相手が、今はある。
「いってらっしゃい」「きをつけて」「おかえり」「めしあがれ」「おやすみ」「ありがとう」
子からくる、一番うれしいメール。
「今日のごはん、なに?」
わたしは、「母」を満喫している。
それは永遠ではない、「今」であることを自覚できる、だから有難い日々。
感謝します。
関連記事