パペット朗読

のんたん

2011年01月12日 22:12



古ーい携帯カメラで撮ったため前回の記事同様荒い画像ですみません。;

今回の朗読教室は「舌の動きを意識する」ワークショップをしました。

かつ舌をよくするため、通常の朗読講座では、早口言葉や舌の体操をしますが、

お教室の子たちにそれをやろうといっても、たぶんのってこない。

じゃ、楽しく「舌」を駆使してもらう「遊び」にしちゃいましょう、と考えて。

昨年小学校教員研修会でも活躍してくれたマイパペットくんたちを連れて行きました。



パペットを使って「簡易腹話術」のレッスン。

腹話術は唇も動かさず話すのが基本ですが、今回は難易度を下げ、「歯」だけを閉じて唇は動かしてよいことに。

唇を動かせれば、破裂音の発声が可能なので簡単なレッスンで腹話術ごっこが楽しめます。

なんで、腹話術ごっこが「舌」の運動になるかというと、通常意識しない舌の動きを、歯を閉じることによって

意識してよく動かさないと明瞭な発音にならないんですね。

それが証拠に10分もやると、普段使わないほっぺからあご下にかけての筋肉が疲れてくるのがわかります。

本物の腹話術は、さらに「舌」の訓練がものを言う世界です。

比較的いいやすい「こんにちは」から始まり、少しずつパペットにしゃべらせる練習をかさねます。

発音がいかに唇と舌を使っているかを体感していきます。

歯閉じ発声に慣れてきたところで、最後にパペットに朗読をしてもらいました。

選んでいった絵本は「百万回いきたねこ」。

これを全員で1ページずつ、まわし読み。

もちろん「パペット」が読むわけですから、動作つき。

これがねぇ。不思議。ほんとにパペットが本を覗き込んで一生懸命読んでるように見える、聞こえる。

読む本人も、パペットに読ませるわけですから、本人朗読より「のり」がいい。

情緒込めも、キャラ作りもそれぞれの個性がしっかりと出て。

動画で保存したかったくらい、すてきでかわいい朗読になりました。

終わったら、「あ~~、あご疲れた~~。」と声が出たので、舌の鍛錬になったみたい。

みんな楽しく読んでくれたので、よかったぁ。

次は、なにをしようかなぁ。。

今回は、帰りがけ、ホワイトボードで落書き合戦をして遊んでもらってきました。(^-^)


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