50音ジブリッシュと他己紹介
新学期最初の朗読教室。
今回の参加者は中3男子、中3女子、中1女子。男子の数の方が多い。
子ども同士は、すでに打ち解けあっているので、リラックスした空気で開講。
丹田呼吸、段階ロングトーン、説明しながらのワーク。
その後50音の回転発声を楽しむうちに、
自然発生的にイントネーションを変えて遊び始める。
よっしゃ、そのままインプロにしちゃえとはっぱをかけ、
即興ジブリッシュ(でたらめ言葉で会話するワーク)に発展。
通訳役の子に難題を渡そうと、表現に力が入るジブリッシュ側の子ら。
「なんだよ;それ;」と言いながら通訳に頭をひねる受け手。
そのやりとりさえおかしく、観覧側は腹を抱える。
のりがよく皆でテンションがあがっているのが感じられ、笑い声が高らか。
おー。今日はいいね。
続いて自己紹介法のアドバイス文を回し読み。
それに基づき、「事実を」「淡々と」「印象に残るエピソード」を交えて
自己紹介ならぬ他己紹介をしてもらう。
すでになじんでいる友達どおしなので、友人のひととなりを「紹介」し合う形にしてみた。
自分のことは自分がよく知っているようでそうでもなかったりする。
友人の目から見た自分を聞くのも新鮮な体験だったようだ。
思わぬ褒め言葉に顔を赤らめる子もいれば、
ってめーっ(笑)と突っ込み合いになるケースもあり。
いい空気になったので時間延長でこのワークを続行。
先のインプロゲーム効果もあり、高めテンションの続く
笑い声の絶えない楽しい時間になった。
そのため、予定していた「朗読基本」にワークは次回にまわすことに。
さいさきの良いスタートとなった。
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