武居みささん手話本

のんたん

2011年06月08日 14:05

市民タイムス6/8記事

以前、ブログ記事にした、手話通訳士武居みささんの手話テキストのご紹介が新聞記事になっていたのでアップします。

PCの方は画像クリックで大きく見れますんで、読んでみてください。

この手話テキストには武居さんの想いがつまっています。

手話表現は地域性が(方言的)大きいものも多いのですが、

長野県内で実際使われている表現に重きをおいて掲載されています。


この記事の取材時に担当の記者さんからお問合せがありました。

この記者さんは、朗読講座の取材にいつも来てくださる方だったので

視覚障がい情報保障に関わるわたしが、聴覚障がいに関わる手話本のイラストを描いていることが

ちょっと意外だったようです。

取材中、テキストの裏表紙に描かれていたイラスト制作者の名が、見覚えがある。

朗読士のあの人と同じ名前。 ん???

となって、武居さんに聞いたら、「うん、あの朗読の人だよ(笑)」と。

それで、本人確認のため、わたしにご一報をくださったとのこと。

「で、イラスト担当者としてお名前だけを載せますが、肩書きは・・」と

聞いてくださるので、「イラストレーターではないので、いつものでお願いします(笑)」と。


記者の方はそのつながりにちょっと不思議そうな感じでいらっしゃったけれど

聴覚と視覚の違いはありますが、実は情報保障の点で手話、要約筆記お世界の皆さんとタッグを組むことが結構あります。

音声、手話、要約筆記の三点セットでの取り組みは、イベントでは司会や影アナとして

実行委員会形式の上映会などでは副音声ガイドとして、聴覚、視覚、原稿の共有や表現統一の打ち合わせをしたりもします。

奉仕員までの資格ですが、わたしも手話を学びました。

その流れで今も手話関連のイラストをお引き受けすることがあります。

全通研誌に連載させていただいている手話マンガもそう。

描かせていただきながら、描くためにその周辺事情や表現を調べることで

学ばせていただいている、という感じです。


この記者さんは、とってもかわいらしいお嬢さんです。

彼女が取材にきているとほわんとやわらかい空気がそこにきます。

先日の養成講座の初回にも来てくださっていました。

にこにこと、うしろに座っておいででした。

わたしは改めて、「きゃわゆぃな♪」と心の中で思ったりしてしました。


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