悩みの靴下

のんたん

2012年12月10日 20:43

おばあちゃんの足首はわたしのふくらはぎほどある。

ふくらはぎは、わたしのふとももほど。

なのに足のサイズは22センチ。足首の太い紳士物では、用をなさない。

彼女サイズの介護用の足首のゆるいタイプを履いてもらっても、むくみも強いので、

靴下の履き口が、くっきり跡がつくほど、足首に食い込んでしまう。

履き口に切れ目を入れれば開くが、これだと足首が寒い。

いろいろなタイプを買ってみたが、どれもいまひとつ有効なものがなく。

で、形状記憶をさせる、ようは、口を広げちゃおう作戦を敢行。

新しい靴下を、太いものに履かせ、伸びきらせちゃうのだ。

良い形のものはないかと家の中をあれこれ探してみると

ちょうどいいサイズだったのが、丸寸胴のウェットティッシュのボトル。

これに履かせ、早く伸びきるようにストープの前を定位置にし、1週間。

履き口のゴムは、ようやくあきらめて、その弾力を放棄し始める。

おばあちゃんが履ける状態に持っていくのに、なかなかに「追熟?」がいる靴下事情である。


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