春のころもがえ
おばあちゃんの着るもの、季節が変わるので購入。
体重があるので、ベッドから車いす、トイレなどの移乗に2,3人がかりだったりするため、ズボンを持って持ち上げることが多いらしく。
縫い目がもたずに、つぎつぎとお釈迦になっていく。
日に何度も着替えなければいけない日もあり、どのアイテムも枚数がいる。
「口だけは良く動いてくれるんですが、さいきんは立ってくださらないので全介助が多くて。
職員の入れ替わりが多いものですから、体重があり、逆らいのあるかたの移乗を、こなせる人とできない人がいて、なかなか大変です。」
おっしゃりように、ご面倒をかけているのだなぁと実感しつつ、本音でいってくださるのでありがたく、頭を下げてくる。
本音ついでにぶっちゃけ聴かせてとお願いし、いろいろと聞きとり。
衣類も、「実はご家族が御用意して下さるものと、わたしたちがお世話しやすいもの、ご本人が着やすいものってギャップがあるんですよ。」
とのこと、なるほど、とばかりに、今回は何がどんなふうのものでほしいか、をお聞きしそろえることにした。
できるところのMAXまで看てくださると、心強いお気持ちをいただくが、いずれ、特養でなければどうしようもない時代も来るかもしれない。
空きが出なければ、在宅か。私設の料金が賄えるはずもなく。
今は、ありがたく、おまかせして、先を憂えるのは、なしにしよう。
そのときそのときのわたしに、きっと必然で、できるはずのことが、授かっていくのだから。
寒が戻り。
寒い風が吹き付けるが、庭にはしっかり、春が来るぞ~の頑張りさんが芽を出している。
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