骨折れても元気

のんたん

2012年12月28日 09:57

おばあちゃんの施設と往診の先生から連絡があり。

ソファーから立ち上がろうと転げて、瞬間体を支えようとしてしくじったのか、

体の下になった右手の指の付け根が折れてしまったらしい。

腫れはじめたので、シップをするもいやがってはずしてしまうので

痛み止めで対処したが、念のため頭を打っていないか脳スキャンと、

骨折の度合いを見るレントゲンをとりに病院へとのこと。


主治医の先生のご説明では、まず、拘束はしたくないし、

そうなると手術したり、固定したりが本人の様子からしてできなさそうなので

このままシップの包帯まきと痛み止めの服用で、自然治癒を目指す方向で行こうと思うと。


指の骨が折れてるとはいえ、本人はいたって元気。

ごはんも、「あーん」してもらっておいしく食べて、左手を器用に使ってトイレ立ちも半介助でいけてる。

ただ、折れてる感覚がないのか、右手を動かしてしまうつど、「いてーっ。」と怪訝がる。

その様子が、ユーモラスでもあり、世話人さん方は和んで、はいはいとお世話をしてくださる。


骨折はせつないけど、寝たきりや老人鬱でじっとしてるより、ある意味アクティブのおつり?と思えば

その元気印をありがたいと思ったりする。

感覚の鈍りが、痛みを和らげてくれているのも、神様の采配か。

深夜の壁叩きが治まるきっかけになるといいなとも思ったりする。

叩けば痛い、の条件反射がでれば、と期待してみたり。

おばあちゃん、塞翁が馬だよ、きっと。






関連記事