司令官殿に敬礼
姑さんの姉妹衆が立ち寄っていった。
下から2番目の弟さんの見舞いに2家族一族で松本まで出かけてきて、その帰りに。
明日見舞に行くが姑さんを一緒に見舞に連れていくか?と前日に打診されたのだが、
この陽気に一緒の車で若い人たちと強行軍に同行をするのは無理だろうと思い
別便で他の日に見舞は行かせてもらう旨伝え、今回は帰りに立ち寄ってもらうことにしたのだ。
さて。姉妹衆が立ち寄っていくよと伝えてからの姑さんの変化。
昨晩はいつものように何度かぐずってようやくベッドにおさまったのに。
今朝からひさびさに「司令官殿」に復帰。
漬けものは何が準備してある?
○○はきゅうりが好きだ。漬けてあるか?
他のお茶うけは?
甘いものは何を用意した?
土産の用意はいいか?
そこを片付けて!
花は?
(笑)
懐かしいこと。まるで昔に戻ったようだ。
司令官殿との付き合いは、おかげさまで27年。
万端ぬかりはございませぬ。
司令官こと姑さんは、今日はがんばって起きていて、楽しくご姉妹たちとしばしを過ごし、
玄関まで自分で歩いて出て見送り、戻ってお茶を飲み干してまた、溶けるように寝入ってしまった。
うん。
やっぱりねぇ。。と思う。
人は、「自分の出番」がないと気が張らないのだなぁ。
自分のお客様がくる、そのことが彼女の気持ちを元気にさせた。
長年一緒に遊んできた何人かの友人はすでにもう誰もいない。
新しい関係を楽しんで作れるほどの積極性はない。
最後は、血縁の身内、なんだろうなぁ。楽しみは。
司令官殿に敬礼。
ゆっくりお休みください。
お疲れ様でした。
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