幻覚
強力な痛み止を使っている夫。
リアルな夢と現実の境目が曖昧になり。
夜中に幻覚の中にいるまま、いきなり誰かと大きな声で会話が始まったりする。
枕元の携帯から隣に寝ている私にかけて、
今、おう吐したから点滴するって看護婦さんが来てるよと報告してくれたり。
もちろんここは自宅の寝室。誰も他人はいない。
かゆみとだるさと吐き気と幻覚。
話ながらいきなり眠りに入り、いきなり幻覚で起きる。
彼が症状と折り合ってしのぎかたを模索していく間に私もまたうろたえない自分を作る道を模索する。
お姑さんの幻覚やせん妄は被害妄想や攻撃性があったが、夫は幻覚の中にいても穏やか。
性格もあるのだろう。
よい人の妻であれたことに感謝。
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