さすりなで

のんたん

2011年11月28日 17:52

足のむくみが強くなってきている。

少しでも戻せるよう、足元から上にさすりあげマッサージ。

とりとめのないことを話しかけながらいるが、

あいづちをするのがつらそうなので

「ひとりごとだからねぇ、返事しなくていいんだよぉ」と声をかける。

それでも、指サインでOKマークをくれたり、さすっている手を「ぽんぽん」と触って

ありがと、の合図をくれる。

おもゆのとろみも嚥下が大変になり

食事はさらに水分の多いジュース並みのやわらかさの流動食をお願いする。

タオルウォーマーを部屋に入れていただいているおかげで

夫がその気になったときにいつでも、顔を拭いたり、下着を替える清拭ができるのでありがたい。

部屋のすぐ外が湯沸室なので、こまめにタオルも洗える。

タオルかけを持ちこんであるので、洗ったタオルはそこに干し、湿度の助けになる。

叔母が前に言っていた「タオルはいくつあってもいい。とっておきなさいね。」という言葉は

本当だなと思う。くりかえしつかっているうちにやはり風合いが悪くなり、柔らかさに欠け始めるので

どんどん新しいタオルに切り替えていく。

弱くなった皮膚には、なるべく優しいものをあてたい。

夫の声は、もうあまり聴けないかもしれない。

携帯に残った留守録がひとつ、夫のものがある、消さずにおいてよかったなぁ。。。

聴きながら、もっと、とっておけばよかった、と無理な欲が出たりした。。

関連記事