おばあちゃんの転倒

のんたん

2011年11月30日 20:50

今日の夫は一転体調が悪く、お吸い物一口で吐き気が来て食事ができなかった。

明日からまた点滴をしてみることに。

ベッドサイドのポータブルトイレに移動することもつらくなってきた。

「はかしてもらうようになるかなぁ」と弱気になっている。

おばあちゃんを預かってくれているグループホームから電話。

朝起きぬけに自分で部屋から出ようとして転倒し、頭と腰を打ったとのこと。

念のため病院で頭のCTと転んだ腰部のレントゲンを撮ったが異常なし。

ただ痛がっているので、と連絡をくれた。

早々にホームへ。

痛みに敏感なおばあちゃんなので、立つときに広がる痛みに歩きたがらない。

転んだショックもあるだろうからとスタッフの方が耳打ちしてくださったので

しばらく気を紛らすはなしや、転んだけど骨が折れなかったことをよかったよかったと

ポジティブに伝え、腰をさすりながら一緒に過ごす。

ついでに、部屋の引き出しを点検した。

冬の下着の薄くなっているものを新しいものに入れ替えることにする。

パンツが古くなっているのでとご指示もいただき。

こまめによく洗濯をしてくださるので、風合いも落ちやすい。

落ち着いた様子を見計らっていったん退出し、近所の衣料品店で新しいものをそろえ

家で名前タグをつけて再度ホームへ。

おばあちゃんが一緒にタンスをいじりたい様子なので抱えて部屋へ。

ずっしりとした重み。おおぉとぅ;忘れてた、腰痛石灰。いてて;腰ベルトつけてくればよかった。

でも、その重みは、健康の証。

痩せた夫のそれとは明らかに違う、命の重さだ。

せつなくなった。いまうちで一番健康なのはおばあちゃんだ。

この人に、息子の今を伝えようもなく、夫の面会をせがむ彼女に

「忙しくしててこられないんだよごめんね。」と嘘をつく。

夕方、夕食の準備の匂いに気が向いているうちに、お願いして退出。

ようやく夫の所へ。



これは肝っ玉看護師さんがくれたお手作りリース。

かわいい。

明日から12月。介護保険の申請は「もう、いいよ、断って」と夫。

連絡、しなきゃだなぁ、、福祉課。




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