介護認定審査
更新期がきたので、施設での認定審査をお願いした。
11月末の夜間転倒から歩行が困難になり、車いすを使うようになり、おむつをあてるようになった。
普通食から刻み食になった。
トイレも着替えも全介助になった。
少し介護度は進むかもしれない。
このところ、痛みの回復から自力で立ち上がるようになったが、そこから先の足が動かないので
かえって目が離せなくなったと施設の方。
「勝手に立ち上がっちゃうんでこっちは大変なんですよ、あぶなくて。」という言い方をするスタッフもいれば
「立つ気力が出てきてよかったんですが、お声掛けなくお立ちになるので、気が気ではなくて。行き届かなくてすみません。」
という言い方をしてくれるスタッフもあり。
同じ事項を伝えるにも、人柄の違いが見える。
介助姿勢もしかり。椅子から車いすへの移動も
ズボンのウエストをつかんで、つるすように引っ張り上げる人、腰を支えて抱いて移動してくれる人、さまざま。
クオリティスキルの浸透は、むずかしいようだ。
入れ替わりの多い介護現場。
労働条件の大変さにも問題があるのだろう。
にしても、声も大きく出る、食欲もある、笑い顔もでる。
認知症が進んだおかげで、対応の差にも頓着せずにいられる様子。
昔なら、相手の態度、口のきき方ひとつで、激怒モード突入だったプライドが、やわらいでいる。
塞翁が馬だ。
今日は、わたしがわかり、よくきたと手を取り、名前を呼んだおばあちゃん。
ヒロは?というので、あいかわらず単身赴任さや、ごめんなぁと握り返す。
元気で、いましょや、なぁ。。ばあちゃん。
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