2015年09月10日

シャンソン歌手日野美子さん



先日お友達、namiさんのお声掛けで、シャンソン歌手日野美子さんのライブスタッフをさせていただきました。

長くファンでいらっしゃる常連の方々に、日野さんとぐっと近く、触れあえる時間を持てるライブをと、namiさんがご準備を。

その接客をお手伝いしてきました。

namiさんは日野さんが惚れこまれたピアニスト、ご一緒することも多く。

namiさんが繋いでくれて、日野さんともfacebookでお友達をさせていただいてきましたが、お会いするのは初めて。

ちょっと緊張、内心わくわくで当日お手伝いに入りました。



場所は松本のとあるジャズカフェ。

お客様は間近で、日野さんの歌声を堪能、みなさま、リラックスして幸せそうなお顔。

日野さんからマイクを向けられ、照れながら歌う場面も。

その後、テータイム。普段はステージと客席、ライブが終われば、お見送りの握手くらい?だったと思うのだけれど

今回はテーブルで、一緒に美味しいケーキとお茶をいただきながら歓談タイムが設けられ。

みなさんがとても嬉しそうに日野さんやnamiさんと一緒のお写真をバシャバシャ撮っておられるのを見て

ほんとうにお客様が喜ばれる企画をされたのだなぁ、とうるうる。

お帰りの際は、namiさんがご用意されたかわいいキャンディのお土産包みをお渡ししながらお一人ずつをお見送り。

お二人のお心のこもったおもてなしのお手伝いができて、こころあったまるひとときでした。

日野さんの歌はCDやユーチューブで聴いていたものの。

生歌はやっぱり、ほんとにすてきで。

歌の合間に、すっと片手でハーモニカをもち、目を伏せてメロディーを奏でる表情にもうっとり。

私の大好きな曲、「アコーディオン弾き」のときなんてもう、鳥肌で。

シャンソンは歌う朗読。 

声の表情、お顔の表情、体の表情。そのすべてが「語って」いく世界の素晴らしさ。

namiさんのピアノも、いきいきと響きます。「あうん」ができている同士ってこんなに響きあうんだなぁ。。。

幸せなお手伝いをさせていただきました。namiさんに感謝。





  


Posted by のんたん  at 00:21

2015年09月07日

内野安彦さんのホームページ

先月のはじめ、前塩尻図書館長、内野安彦さんのホームページができました。

『内野安彦さんHPへリンク』

シンプルで、情報がすっきりと受け取れるつくり、内野さんらしさが感じられます。

旅から旅の日常を象徴した内野さんの似顔絵と。



ここには貼れませんが、この夏、酒井慶二郎さんが描かれた肖像画もHPトップに。


昨年は「塩尻の新図書館を創った人たち」の出版講演会のお手伝いをさせていただきましたが、

その後も続々と新刊をお書きになっています。

件の著書は、なんと!! アマゾンで2万円を超えるプレミアがつくまでになりました。

「買いそびれた」「ほしい!」のニーズが検索件数に反映され、お値段が釣りあがっていったのでしょう。

えへ。初版サイン入り、もってるもんねぇと ひそかに嬉しい出来事だったりします。

平積みで中島書店に置かれていた塩尻人ならではの恩恵を預かった市民はそう思っている方も多いかもしれません。

この秋も出版続きになりそうとのこと。

この夏の執筆ラッシュのご様子をfacebookで拝見してきましたが、

忙しい講演出張の合間を縫いながら日々ご自宅で、講演先のホテルでと早朝から机に向かっておられました。


11月18日には、奈良井で内野さんがパーソナリティをつとめておられるFM番組の公開録音も企画されているそうです。

内野さんの塩尻時代からのお友達さんが企画にご尽力されたとのこと。

チラシは、いつも静かにお心を尽くす人柄そのままに、今回も黒子に徹してお手伝いをしている さんのお心のこもった力作。

その作成過程を想い嬉しく拝見しました。

さんのネット外での口コミ告知は、ネット情報から隔離されている方々への喜びとなっていることでしょう。

本好き人や、自身が身を置く朗読ボラの世界では、控えめでこつこつと一所懸命な方が多く、

ひそやかに、でも熱く、想いを継続できる体質があって、だからこそ、その道で高い志を遂げられる人や

世に名の出ることがない黒子朗読録音を生涯の喜びとしてくださっていたりします。

その方々の想いや姿勢にいつも学びと自戒をいただいています。

昨年の講演会でも、内野さんを常に大切な友人と思いつつそれを表立たさず裏方に徹したさんのお働きに、心洗われる想いを抱きました。

そういった人たちが、内野さんの姿勢を、これもひっそりと遠巻きに、内熱く支持しています。

図書館関係者のみならず、一過性でない著書人気は、そこにも一因があるのかも。

その最たる本好き塩尻人、道極めて、なお腰低く先を見据える本の達人の方々がゲスト。

その姿勢を受け取って大事に思われる内野さんとの対話。 

番組内ですてきなお声を届けてくださる相方アナウンサーとのあうん。

なんとすてきな時間でしょう。


詳細は、ここに記せず。  数々のお知らせや内野さんの活動、著書紹介、スケジュール、公開録音参加の申込方法、

そして、酒井慶二郎さんが描いた内野さんの肖像画。

ぜひ、内野さんHPでご覧下さい。冒頭リンクから飛べます。








  


Posted by のんたん  at 08:46

2015年09月06日

慶二郎さんの絵を追いかけて

春の有難いお声掛けで、10月4日、諏訪の真澄ギャラリーでの個展初日に、

酒井慶二郎さんの絵の生まれる風景を語らせていただく。

大好きな音師、namiさんが語りとともに旋律を奏でてくださる。

慶二郎さんにお会いし、御両親にお話を伺い、また彼の絵を追いかけてそれぞれの展示を拝見している。

原田泰治美術館、えんぱーく、松本駅。

飾られる空間によって、またその趣が変わっていく。

やわらかい光の中で、明るい人々の往来する空間で、静かにたたずむ美術館の壁で。

どこに飾られてもまるでそれは慶二郎さんの絵が、周りの空間を、今自分の居場所と心得てそこにあろうとする意志があるようにも見える。

絵の生まれて行く日常を取材させていただきながら、言葉を紡いでいく過程で、また絵に触れ。

なんと幸せな作業だろう。

電話取材で耳に届いたおかあさまの柔らかいお声そのままに、絵に触れる風景を胸に、この物語を打ち込んでいく。




















  


Posted by のんたん  at 07:30

2015年08月12日

レイキヒーリング

ブログからFB,ネットだけの世界にいて、ながらくお会いしないままずっとお友達でいてくださったかおるさん。

さまざまに対話をいただいてきました。

ふんわりとあったかくて、パステルな女性。

彼女の描くイラストもとても好きで。

最近、お店を始めたとのこと。日々のご様子を拝見するうちに、

いつかはと思いが募っておりましたが、意を決し電話。

え?えっと。のりえさん??と電話の向こうでびっくり声。初めての声会話。

予約をお願いし、善光寺参道近くにある彼女のサロンへ。

『サロン瑠璃色』HPへリンク

初めてお会いしたのに、不思議。昔から知っていたお友達のような、なつかしさ。

おしゃべりをしながら、欲しかったジュエルエッセンスを作っていただきました。





今の私に必要な石を選んで、その色を3つ。



きれい。やさしい配色になりました。

疲れてるみたいだからと、レイキヒーリング(手あて療法)をしてくださり。

ああ、あったかい。

ここちよい うとうとタイムをいただきました。

なんだか澱のように心の奥底にたまった毒がぬけたような安堵感。

やさしい自分であれるよう、やさしくあるために、ゆるがぬ強い自分であれるよう

「気」をいただいた気がしました。

ありがとうございます。

お会いできて、ほんとに、

嬉しかったです。


  


Posted by のんたん  at 23:40お店

2015年08月04日

百鬼ゆめひな@銀座 夢十夜 雪女



ところは、東京銀座4丁目。

とあるビルの13階。

無機質な空間にその舞台はあった。

怪談が結ぶ二人の文豪 小泉八雲と夏目漱石。

人形師 百鬼ゆめひなさんが狂言師、講談師の語りとのコラボで演じる、と聞きつけ

即効チケットゲット。翌日には完売だったとのこと。ラッキーセーフ。

当日は午前中の会議を終えて東京行きの特急に。

公演中は撮れないので、舞台がはけた夢の跡を撮影。




いがった~~~~~。

迷子になりつつたどりついた「かい」があった。

行きたい!の念は、普段の出不精も方向音痴も克服しちゃうものだ。

終電はとうに出た後、銀座の一角、ちいさなホテルに一泊して朝帰り。

夕食をとりに飛び込んだ、もう一度行けと言われても道がわからぬ路地の地下、イタリアンのお店でであった

就活中のクールビューティーな娘さんのお話はいずれどこかで。
  


Posted by のんたん  at 14:31

2015年08月02日

I am falling in love.

1分で恋に落ち 
3分後に失恋、
そして永遠の片思いを手に入れた日。

鈴木まもるさんの世界の鳥の巣と絵本原画展@えんぱーく。

感性の人、ポピュラーピアニスト、)
そして音師の、namiちゃんと訪れた。(namiちゃんブログへリンク)

入り口で展示された鳥の巣群に、思わず「わぉ」と声が出た。

そのまま展示に近寄ると、うしろからいきなり説明を始めてくれる男性あり。

少年のようなキラキラな目で、「ね?ね?面白いでしょ!」とそれぞれの巣の説明を熱く語ってくださる。

そのうちに、感性人、namiちゃんが素朴な質問。するとちょっと待って、とやおら広告紙を持って戻り、

床に座って紙を破り置きながら巣を作る鳥の初期感覚の説明を始めてくれて。

わたしたちは、反射的に一緒に会場の床にべったり座りこみ、その説明に聞き入る。

迷いなく、同時に座りこんだnamiちゃんの姿がとてもすてき。

はっと我に帰り、その瞬間を撮影。



シャッターを切りながら、その無垢な少年のごとき姿に、わたしは恋に落ちていた。

「わたし、このひと、好きだ。」 どきどきどき。


覗き込むように、胸にかかったスタッフカードの名前を読む。

『スタッフ 鈴木まもる』

!!!!っわーーー!  ・・・・原画を描いた作家ご本人!

奥さまが書く物語に彼が絵をつけた絵本が数多く出版されている。

あえなく、失恋。3分間の恋の終焉。

でもドキドキは継続。

ひとしきり説明を終えると次のお客様への説明に行かれた後姿を眺めつつ、わたしたちは絵本のコーナーへ。

かわいらしい子どもの成長記録の原画がパテーションの上から下まで並ぶ。

しゃがみ込んで、下の方の絵を、よだれが出んばかりに感嘆しながら見入っていると。

その溜息を聞きつけてか、また、「ちょっと待ってて」とうしろからお声が。

走るように今度は、ネタ帳を持ち出して来て、「このノートからこの絵本、作ったの。」とぽんと古いノートを手渡してくださる。

「じゃ、みてて」とまた他のお客様へ走る。

ぽかんとしながら、うれしくノートを開くと

迷いのないペン書きで、愛くるしい赤ちゃんの日常のスケッチが並ぶ。日記のような覚書もいっぱい。

お母さんの乳をふくむ子の愛らしさ、抱く母親のおおらかで慈愛の表情、姿勢。彼の愛してきた風景がそこにあった。

涙線 破壊の絵の数々に、このノートそのままを出版してほしいと切に願ってしまった。

そして、永遠の片思いを手に入れた。

こんなに好きっって思える人に出会えるなんて、すごい日だ。


帰りにnamiちゃんがツーショットを撮ってくれた。



宝物ゲット。

興奮さめやらないまま、ランチに付き合ってくれた彼女に

「恋しちゃったよ~」と笑うと

「してたね~」と笑い返してくれた。

「どこかにいないかなぁ、もうひとり、まもるせんせみたいなひと。」

「いるよきっと。」と真顔で答え、慰めてくれた。

よき友、ありがとう。







  


Posted by のんたん  at 00:01