2014年01月31日

声は見える

自分が読むことと、人の読みを聴くことのの比率は、今の立場だと1対9以下。

講座や校正、学習会、「聴くこと」が仕事みたいになっちゃってる。

100数で言えば、5対95かな。

だから、「見える」

声から、その人が。

技術があると、カバーリングされるけど、それでも、その人の内面はところどころに見え隠れする。

読み技術がまだ未熟であっても、真摯な姿勢、心根はやっぱり「声」に見えてくる。

へたくそでも(笑;ごめん)、心地いい読みってあるんだよね。

逆もある。

技術指導だけをしていると、そこ(心の持ち方)を置いてきぼりにするので、なんでこんなことするの?なカリキュラムも含めている。

ほんとはね。

養成講座って、心の持ちようを8割、技術2割でもいいくらいなんだよね。

許されないけど(笑)

そうやって始めに心を作っておかないと、本当の意味での「ボランティア活動」に、なっていかないんだよなぁ・・・。

年数を経るごとに、そのずれは、大きくなっていく。


上る道はそれぞれあれど、おんなじ山を登っている、そういう連帯感が、なきゃできていかない世界。


あたたかい声を聴く夜は、嬉しい。

校正は、いい仕事だ。






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Posted by のんたん  at 00:27 │声仕事