2010年02月04日

朗読発表と爆笑オークション

所属している朗読ボランティアグループでは、新年会を2月に行う。

この新年会では、その年度の新人さんたちが半年間の研さんに努めた成果として、新人朗読会を行う。

入口の養成講座修了までは私が講師を務めるが

入会以後は、会員諸先輩がそれぞれの分野(機械操作・非文字情報の音声化、記事選び基準など)で指導学習をしていく。

朗読技術については、最古参のおひとり、Aさんの指導をいただいている。

ご自身も長年NHKの添削指導を受け、学び続けている重鎮だ。

特に、この新年新人朗読会の朗読指導を一手に引き受けてくださっている。

彼女の熱血指導で、ことしも3つのお題を、新人さん+自己参加の会員さんたちで構成した、素晴らしい「チーム朗読」を聴くことができた。

人前で朗読することに慣れていく第一歩。

終わると、先輩会員たちから拍手喝さいと、たくさんの「おひねり」が宙を舞う。

仲間内のお祭りだ。

もうひとつのお祭り騒ぎは、オークション。

それぞれの自宅から持ち寄った供出品を、セリにかけて落札ごっこをし、買い合う。

アトラクションのおひねり、このオークションの落札金は、来年度の活動資金となる。

どうせなら、楽しんでお金をだそうよ、の遊び心だ。

このオークションは、毎年、みなでハイテンションになるお遊び。

金額のせり上がりと、野次やら、商品紹介のトラさん的口上やらが爆笑の渦の中飛び交い、熱気のある1時間を共有する。

おとなしげに座っていた新人ちゃんの落札魂に火がついたセリぶりが見られたり、駆け引きも粋な言葉をかけあったりして、

さすが、言葉世界の住人たちの面白さだ。 一気に打ち解けていく場でもある。

そして、この新年会が終わると、次年度への引き継ぎ期に入る。残るは決算と総会。

さて。来年度はどんな朗読がきけるだろう。楽しみだ。



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Posted by のんたん  at 22:34 │声仕事