2011年07月11日
彼女の声
昨年度の講座に限って、初回からポータブルレコーダーを買い込み、音声を録音していた。
今にして思えば、この、彼女の声を残すためにだったのか
と、事後解釈をしたくなるほど。5年も講座をやってきて昨年に限って「録音」をしたくなったのだ。
先だって天国へ旅立った友人の声。
視覚に障がいのある彼女には、朗読ボランティア養成講座の初回にいつも、
「見えないということ」についての講演をお願いしていた。
講演前の打ち合わせは、いつも漫才のようになって、笑いっぱなし。
講演そのものも、「あいの手をいれてよねw」と彼女にいわれていて
時々突っ込みをいれながら笑い声が出る講演風景だった。
彼女の遺族にお渡しできればと、その音声の編集をしている。
いきいきと、生前の彼女の声が耳に響く。
まだ、いないことがぴんとこない。
電話をすれば、「はぁい。もしもしぃ~。」と受話器の向こうに声が響くのが
当たり前のような気がしてならない。
ああ。
好きな人の声は、癒しだ。
人の声は、ぬくもりだ。
そうなんだ。
ありがと、ね。。。
今にして思えば、この、彼女の声を残すためにだったのか
と、事後解釈をしたくなるほど。5年も講座をやってきて昨年に限って「録音」をしたくなったのだ。
先だって天国へ旅立った友人の声。
視覚に障がいのある彼女には、朗読ボランティア養成講座の初回にいつも、
「見えないということ」についての講演をお願いしていた。
講演前の打ち合わせは、いつも漫才のようになって、笑いっぱなし。
講演そのものも、「あいの手をいれてよねw」と彼女にいわれていて
時々突っ込みをいれながら笑い声が出る講演風景だった。
彼女の遺族にお渡しできればと、その音声の編集をしている。
いきいきと、生前の彼女の声が耳に響く。
まだ、いないことがぴんとこない。
電話をすれば、「はぁい。もしもしぃ~。」と受話器の向こうに声が響くのが
当たり前のような気がしてならない。
ああ。
好きな人の声は、癒しだ。
人の声は、ぬくもりだ。
そうなんだ。
ありがと、ね。。。
タグ :視覚障がい
桔梗ヶ原おはなしサロン準備室より:お知らせ
本番のあと
読み聞かせと読み語り
映画「リンドグレーン」もうひとつのパーソナルストーリー~秘密の往復書簡より~
終演 シューベルト歌曲「冬の旅」
明日は全国短歌フォーラムin塩尻学生の部
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Posted by のんたん
at 22:24
│声仕事
そして何より、ご遺族が喜ばれるでしょうね。
のんたん、ありがとうございます。
ありがとうございます。
編集し終えたら、ゆうわさんにもお渡ししますね。今聴くからこそ、ああ、、と感じる言葉もあり。
えぇ、えぇ、わかります…!
音や声というものの持つ世界観
の深さを、
彼女とのんたんは共有してらっしゃった
のでしょうね。
是非今度お聞かせください♪
お友達がたくさんいた彼女です。
どの方も「彼女との特別」を抱きしめていらっしゃるのだと感じます。
そういう心の渡し方をする方でしたね。。。
「自分の声を残す」ということを、これからも考えていきたいものです。
コメントありがとうございます。
亡くなった方の生前のビデオを見ても、体がダイレクトに反応するのは映像とともに流れる故人の「声」だったりします。
なによりも、その方のぬくもりを感じる瞬間。
残った声は残された者にとってもありがたい贈りものですね。