2011年10月16日

声のアンドロイド

『感情込め「あたかも人が朗読」音声合成』(日経ニュースへリンク)

ついに、ここまできたかぁ。。

この技術は「喜び」「怒り」「悲しみ」「平静」の4種類の感情別に用意した約1万の文章と照合し、

読み上げる文章に込められた感情を判別して声表現を合成していくという。

合成朗読をお手本にする日が、来ちゃうかも?


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Posted by のんたん  at 08:13 │声仕事

この記事へのコメント
 朗読の世界も合成音声なんていう技術が進んでいるんですね。

手話の世界でも、ロボットが手話を表現したり、アニメのおねーちゃんが手話をするのを開発し、「郵便局で、ろう者の対応ができる」実用開発が進んでいる…ということが過去にありました。
 しかし、手話は対人援助の重要なツール。「対人」が基本のため、結局ろう者には受け入れられず。

 さらに遠隔手話通訳という事業を始めた会社もあった。これも、やっぱり発展しそうにない。

 朗読の世界でもそうだろうけど、どんなに人工音声が素晴らしくても心のこもっていない音声はすぐわかるだろうし、視覚障碍者の方々に受け入れられるとは到底思わないなあ。
心配ないよ。

 とおもった次第です。
Posted by のっぽさん at 2011年10月21日 18:38
のっぽさん

視覚障がい者の方々のニーズは、情報の音声化である音訳を欲しい場合と、声でのコミュニケーションである朗読が欲しい場合とがあるので、開発者は両方を網羅できるもの、との想いがあるのかもしれません。
時間のかかる声変換を担ってきたボランティアが高齢化で激減してきたことも背景に。

あくまでも、どんなに技術を磨いても資格制度もない「ボランティア」の立場以上がないのも、新世代の定着に結び付かない要因かも。

技術向上をうたうなら、なにか励みになる制度を後進に作ってあげたいなぁと思う今日この頃です。
Posted by のんたんのんたん at 2011年10月21日 23:12
 手話の世界とおんなじだなあと思う次第でありまする。

 手話通訳士の平均年齢が49歳となって、
専門職の平均年齢が50を超えると、絶滅危惧種っていうんですって。

 結局専門職だと、本人は思っていても、
外からはボランティアさんと思われ、報酬もそのレベルから向上しないんだもの、後進を育てるにもねえ。

 若い人の養成を体系的に進める
そんな教育制度を作っていかなきゃね。

 お互い頑張りましょう。
Posted by のっぽさんのっぽさん at 2011年10月23日 00:35
のっぽさん

絶滅危惧種!w

笑い事じゃないですね。

障がい技術支援は、その学びの難度や周辺知識の必要性、支援の必需性に比べて、評価が低いのが解せないところ。

支援の始まりがボランティアからで、それが当たり前できた歴史もあるのでしょうが、これからを考えていきたいですねぇ。時代が違うもの。
Posted by のんたん at 2011年10月23日 20:53