2017年06月30日

朗読奉仕員養成講座2017 6回目

後半の部に入りました。

6回目前半は広報しおじりの表紙を教材に、非言語情報(写真等)の音声化を学習。



後半は、意味が伝わるように読むワーク。

短文を使った「ひっかけ問題」を教材に、意味通りに声にしていく「配慮」を習得します。

文字を目で追い声にするだけでは「朗読」にはなりません。

文章全体から伝えるべき「主題」を「汲み取る」、そしてそれを声で表現する、この脳内作業と身体(音声化)作業の連携で朗読は成り立ちます。

なにごとも種明かしを先にせず、やってみてから解説をするので、当然最初から正解がでるわけはないのですが。

たいてい出てくる「先に教えておいてくれれば(できるのに)」というお気持ちも十分察しつつ。

それでも、あえて、「あとから解説」にこだわります。

伝える側は、印象に残してなんぼ。

さらっとできて、さあ次へ、と流すと、ほぼ身に残りません。

カルチャースクールであるならば、お手本先だしで、お褒めして、よくできました!でも、それがニーズであればOKなのです。

ただ、これは朗読奉仕員の養成であり。

実践活動に入っていただくための下地づくり。

どうかご容赦くださいませね。 仲良しごっこでいけないのです。

そして、今のこのちょい意地悪の乗り越えが、のちの実践で、厳しい校正にへこたれず正しい作品を作り上げていける音訳者メンタルにつながります。

次回はピッチ訓練。記事読みの手法。と進みます。





  

2017年06月23日

朗読奉仕員養成講座2017 5回目

自分の声は自分には骨伝導で響いてくる。その声に慣れているので録音した声に聞き慣れがないため違和感が生じる。

でも、空気振動で人に伝わっていく声は、録音したものの方により近いわけで。

まずは自分の録音した声になれる。そこから。

前半部が終了。「けっこう、ずんずん進むんですねぇ」と朗読好きな受講生さん。

そうなんです。ほんとは、全35回でやりたい講座、大人の事情で10回に凝縮してます。

でもそのぶん、お得です。濃いとこ出してます。(笑) いっしょに走りましょう。と言ったら

けらけらと笑ってくださいました。才能ありです。進みましょう。(^ー^)

  


2017年06月16日

2017朗読奉仕員養成講座 4回目

読むお声を半音から一音、上げ下げするだけで耳に届く印象が変わります。
そんなことも体感しながら、4回目に入りました。
朗読は、話すように読むのが基本ですが、まったく日常会話のようにラフな声だと、それは例えばすっぴんで部屋着でいるようなもの。
地声ではあるけれど、ちゃんと薄化粧して着替えて、「おもてなしができるお声」をだせるところまでワークを続けます。

  

2017年06月09日

朗読奉仕員養成講座2017 3回目

お声にはその方のくらし方、考え方、人生が映し出されます。
良い朗読をするには、まずご自身のお声を好きになること、そこから始めましょう。無理やりにではなく、好きになるには、から考えていく。

お一人ずつ、読みのお声と話すお声を聞かせていただき、その方オリジナルの課題をお渡ししました。

皆さん、良いお声です。

  


2017年04月14日

朗読ボランティア(奉仕員)養成講座受講生募集2017

視覚に障害のある方々に向けた朗読奉仕員の養成講座を開催します。(全10回)

日程: 5月26日から7月28日までの毎週金曜日 午前10時から正午まで。

場所: 塩尻市保健福祉センター2F 地域福祉推進センター内ボランティア支援室

費用: 1000円 (保険料、資料実費) (講座費用は社会福祉協議会が負担します)

講師: 朗読士® 池内のりえ

内容: 読みの基本・非言語情報の音声化・視覚障害者情報保障・周辺法規等

申込: 塩尻市地域福祉推進センター 電話0263-52-2790

定員:15名 申込順











  


2016年07月23日

朗読奉仕員養成講座⑨レストランメニューで



前半はロールプレイング。 伝えるワーク。やるなら楽しく。

見えない人に説明、の演習は、ロイヤルホストの夏メニューで。

2人組で一人はアイマスク。制限時間内にメニューを説明して二人分の注文を決める。
ウェイトレスとなって注文を取りに行く私に、主体者が望むような注文ができるかな?。

ちょうどおなかがすく時間、ロールプレイングなのに、各チーム真剣なメニュー選びが展開しました(笑)





後半は次回の修了録音に向けて、課題文のレッスン。

少人数でグループになり、アシスタントで入ってくださった会員の方々にアドバイスに入っていただきました。

次回、いよいよ、最終回となります。