2015年06月12日
朗読奉仕員養成第3回 配慮と体験考察

第1回目に録音した自己紹介と2回目に録音した自己紹介文の朗読を聴き比べ、「話すように読む」技術への気づき考察。
自分の声に対する違和感からの脱却と客観視が、最初の壁となるこの活動。
各々で異なる自身の発声、読みに対する課題を把握していただき、作文する時のポイントをお伝えし、完成稿にすることを宿題とする。
その後音声技術のさわりと、声の5つの要素ワーク。
後半は、アイマスクを使って対面朗読のロールプレイング。
目の見えない方に文字あるいは非言語情報をお伝えするには、どう配慮すべきか、体感と考察。
体感から、後期、初級編(技術習得)に移る前に、着目すべき課題を持っていただく。


触感からお伝えする、目次から選択肢をお渡しする、色や目から入る色情報の声変換の試みなど、未経験ながら、創意工夫が見え頼もしい。
今年は驚いたことに、自主学習をしてくる受講生ばかりなので、読み合わせや声リレーがハイレベルで進む。
「かつ舌ではすでに抜かれている感だわ;」とは、見学に来て下さった大御所。
いいねぇ。うれしい。
次回から広報誌を教材に、実践に入っていく。
2015年06月06日
朗読奉仕員養成講座第2回 呼吸と発声アイマスク
前半はアイマスク体験から、視覚以外の感覚でものを感じるという事の体感。
絨毯敷きの部屋で、呼吸と発声のワーク。
観察レッスン、S音、Z音、共鳴、ロングト―ンまで。
つぎに 頭に映像を想像しその解説をするように話すワーク(お気持ちカード)
会議室に移動し、宿題の自己紹介の作文を録音。
その後、声パス、かつ舌練習。これらの基礎を講座内でみっちりやるのは今回まで。次回からは実践読みに入っていくので
以後の基礎練習は自己練習。例年ここから、自主練組と、講座だけの人の差は大きくなっていく。
今年は、どうだろう。素質もあり、やる気も持ってくれている顔ぶれ。楽しみ。
最後に、同行する際の注意事項の読み合わせ。
次回は、声の5つの要素と、音声表現技術に進もう。
2015年05月29日
朗読奉仕員養成講座1 開講式&第1回

本年度の社協主催養成講座、開講。
開講式では所長代理で主任の古畑さんのおはなし。数年前には担当者としてかかわって下さった。
今は主任として別部門で手腕を発揮されている。
応募してくれた7人の受講生さんと全10回の講座を進めていく。
初回は、朗読奉仕員とは、からはじまり、活動の紹介、学んでいくポイントなどを説明。
ボランティアグループ代表の東浜さんから、グループについてご説明と後続のPC編集講座の案内。
後半は、自己紹介を1分以内の制限で、マイク発言をしていただき録音。
奉仕員であることを明確にした募集であったので、少数ながら、「その気」出来てくださっているお気持ちがうれしい。
その自己紹介を作文化する課題をお渡しし、この活動にはあらゆる場面で作文が不可欠であることをお伝えする。
テキストにあるかつ舌練習を声だし。アシスタントに来てくださっているメンバーの見本朗読を含め
声にすることの意味。声パスの必要性。声の準備体操、等レクチャー。
最後に少しだけアイマスクを着けて、みえない人に指示語がいかに不便であるかを体験。
次回は呼吸と発声のワーク。
2014年08月01日
音声実技編修了
最終回は個人録音。個別に録音室に入り、課題文を収録。
CDに落として、9月からの編集技術講座の教材を自分の声で作る作業。
緊張した~~~~っと終わった人から、笑顔が戻る(笑)
後半は、同行ガイドの基礎知識。
最後に、反省&感想会。
「きつかったけど、終わってみればこの仲間と離れがたい」
「気軽に受講したことを1回目で後悔したが、最後まで頑張れたのがうれしい」などのご感想。
そうか、きつかったか(笑)
よくぞ修了まで通ってくださった。ありがとうございます。
全員が9月の編集講座に申込み。ありがとうありがとう。
ゆっくり夏を休んで、9月からまた、どうぞよろしくです。
終わりにおててとおてての皺を合わせて、「しあわせ」の一本締めでおひらき。
みなさま、なごやかに、去りがたく立ち話に華が咲く、終了日でありました。
2014年07月25日
マンツーマン指導日
養成講座実技9回目。
前半は、講座全般の振り返り、ポイントの確認。
後半は、最終回の録音に向け、各々の課題文に先輩レクチャーをつけ、朗読検討。
レクチャー助っ人のお願いに、8人のメンバーが集まってくださり。
ほぼ、マンツーマンがかなった。
偏りが出ないよう、途中、指導者シャッフルも行い、みっちり。
組み合わせは、ランダムながら、あえての指名も何件か。
その「あえて」の功が、奏するかはある意味「賭け」でもあり。
厳しくも高度指導に定評ありの先輩にあたった方、
それを「喜ぶ」姿勢をもたんと先がくるしいぞよ、の裏メッセージも込め。
良薬口に苦し、とこころえると、そのマゾっ気は、技術を飛躍的に伸ばす秘儀となる。
もともと、打たれ強く、くらいついてくる系の受講生さんは、ここまでくるとある程度放任でも自分で進んでいく。
なので、どの先輩についてもいい。
そうではないタイプには、このあたりで、受け身から能動へ自身を変換していくためののショック療法が、このタイマン指導。
それぞれの「試合」をながめつつ、内心は「立つんだ、ジョー」 の気分でいる。
前半は、講座全般の振り返り、ポイントの確認。
後半は、最終回の録音に向け、各々の課題文に先輩レクチャーをつけ、朗読検討。
レクチャー助っ人のお願いに、8人のメンバーが集まってくださり。
ほぼ、マンツーマンがかなった。
偏りが出ないよう、途中、指導者シャッフルも行い、みっちり。
組み合わせは、ランダムながら、あえての指名も何件か。
その「あえて」の功が、奏するかはある意味「賭け」でもあり。
厳しくも高度指導に定評ありの先輩にあたった方、
それを「喜ぶ」姿勢をもたんと先がくるしいぞよ、の裏メッセージも込め。
良薬口に苦し、とこころえると、そのマゾっ気は、技術を飛躍的に伸ばす秘儀となる。
もともと、打たれ強く、くらいついてくる系の受講生さんは、ここまでくるとある程度放任でも自分で進んでいく。
なので、どの先輩についてもいい。
そうではないタイプには、このあたりで、受け身から能動へ自身を変換していくためののショック療法が、このタイマン指導。
それぞれの「試合」をながめつつ、内心は「立つんだ、ジョー」 の気分でいる。
2014年07月22日
朗読奉仕員養成講座ラスト2回

※記事は講座開始日に取材されたものです。
養成講座もあと残すところ2回。
最終回は修了録音。
9月からの音声編集講座の材料とする。
自分が朗読した音源を編集するわけで、何度も聞く過程で、自分の声に慣れていく学習でもある。
残る講義は、これまでの講座内容の総復習と個人レッスン、これは諸先輩方に出動をお願いしている。
マンツーマンで修了朗読課題を指導していただく。
最終日は、収録のあと、デジタルスタッフの方にCDに加工してもらっている間に、
教室では同行ガイドの基本知識。最後のアイマスク利用講座。
受講生の皆さんが、「次」に繋げてくださるといいなぁ。