2012年06月10日
こてこてと
今日はよく、こてこてと動いた。
こてこてと、と書いて「あれこれ方言?」と思った。
標準語だと、こまごまと、に近いのかな。
2階のベランダの手すりに、フェイクグリーンを這わせ結束体で固定。
本物の緑だとこの辺は日によって山からの風が強くてベランダに鉢物が置けないので。
ベランダのガラス越しの見栄えが殺風景だったのが少し和らいだ。
洗面所のチェストが安物買いだったので安定が悪いのが気になっていた。
寝室のクローゼットのチェストがしっかりものだったので中身を整理しがてら置き換えた。
クローゼットの中の夫の衣類、どれか彼の匂いの残っているものはないか
抱きながら鼻を押し当ててみる。
当たり前だけどみんな洗濯やクリーニングしてあるものばかりでそれらしい香りに行き会えず。
それでもかすかに、着古したワイシャツに名残を見つけ、しばし、顔をうずめる。
それから、あちこちに置いた小箱に「とりあえず保管」ものがたまっていたので、
いっこずつ片付けた。
夫が愛用していたヘッドオイルや化粧品、シャンプーなど。
時間が止まったままのものを片付けた。
使い捨ての剃刀も含め買い置きがたくさんあったけど、みんな中身を出して処分した。
父の残した医師処方のうがい薬も、夫用の座薬や痛み止めも、みんなたくさんあまったまましまってあった。
全部捨てた。
もう、お薬必要ないもんね、きっと元気に天国で暮らしてるもんね。
御夕飯におうどんをこさえてお供えした。
麺ものが長い間作れなかった。
最後の入院前は来る日も来る日も、おかずは何もたべられなくて
軟らかく煮たうどんやにゅうめんしか食べられなくてそればっかり作っていたせいか
お葬式の後から、麺ものに気が向かなかった。
夫はおうどんが好きだったから、お供えの熱々うどんの香りに
「やっとでた。待ってたぁ」って言ってるかもしれない。
ごめんねぇ。
ゆっくり、鐘を鳴らした。
近くのお友達にもらったお線香が、ほんとにいい香りで。
ありがたいなぁと改めて思った。
今日も一日、ありがとう。
こてこてと、と書いて「あれこれ方言?」と思った。
標準語だと、こまごまと、に近いのかな。
2階のベランダの手すりに、フェイクグリーンを這わせ結束体で固定。
本物の緑だとこの辺は日によって山からの風が強くてベランダに鉢物が置けないので。
ベランダのガラス越しの見栄えが殺風景だったのが少し和らいだ。
洗面所のチェストが安物買いだったので安定が悪いのが気になっていた。
寝室のクローゼットのチェストがしっかりものだったので中身を整理しがてら置き換えた。
クローゼットの中の夫の衣類、どれか彼の匂いの残っているものはないか
抱きながら鼻を押し当ててみる。
当たり前だけどみんな洗濯やクリーニングしてあるものばかりでそれらしい香りに行き会えず。
それでもかすかに、着古したワイシャツに名残を見つけ、しばし、顔をうずめる。
それから、あちこちに置いた小箱に「とりあえず保管」ものがたまっていたので、
いっこずつ片付けた。
夫が愛用していたヘッドオイルや化粧品、シャンプーなど。
時間が止まったままのものを片付けた。
使い捨ての剃刀も含め買い置きがたくさんあったけど、みんな中身を出して処分した。
父の残した医師処方のうがい薬も、夫用の座薬や痛み止めも、みんなたくさんあまったまましまってあった。
全部捨てた。
もう、お薬必要ないもんね、きっと元気に天国で暮らしてるもんね。
御夕飯におうどんをこさえてお供えした。
麺ものが長い間作れなかった。
最後の入院前は来る日も来る日も、おかずは何もたべられなくて
軟らかく煮たうどんやにゅうめんしか食べられなくてそればっかり作っていたせいか
お葬式の後から、麺ものに気が向かなかった。
夫はおうどんが好きだったから、お供えの熱々うどんの香りに
「やっとでた。待ってたぁ」って言ってるかもしれない。
ごめんねぇ。
ゆっくり、鐘を鳴らした。
近くのお友達にもらったお線香が、ほんとにいい香りで。
ありがたいなぁと改めて思った。
今日も一日、ありがとう。
Posted by のんたん
at 20:26
│日記