2012年08月20日

日本人の良いところ

結婚式は、神社か教会。

子供が生まれてお宮参り。

七五三も神社に詣で。

お葬式はお寺様。

クリスマスもお祝いし、バレンタインデーも花盛り。

お彼岸お盆は仏壇を飾り、近年はハロウィンも楽しみ。

年の暮れの二年参りは、お寺と神社とはしごする。

ゴスペルブームで、讃美歌好きも増え。


困った時の神頼みは

「神様仏様、どうぞお願い南無南無アーメン」

もうあらゆる「神様」総動員で手を合わせ。


節操ないようでいて、このアバウトさが、日本人の良いところ。

古来から、森羅万象あらゆるものに神宿り、の精神がこうした無節操を呼ぶわけで。

「神様」にランクも差別も排他意識も、露と持たず、みな平等、祈りの対象は身の回りにあふれている。

これほど、信心深い民族があろうか。


お日様に、風に、空に、雨に、雲に、虹に、大木に、

お地蔵様に、十字架に、山に、海に。


あらゆるものに神を感じ「手を合わせる」遺伝子が、日本人には組み込まれている。

暴動の少ない国、にっぽん。

略奪の少ない国、にっぽん。

強気でがなりたてない、にっぽん。

それは

弱腰なのではなく。

神がおわす国の在り方なのだ。



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Posted by のんたん  at 22:52 │日記

この記事へのコメント
のんたんさん、こんばんは。
日本人は信念がないんじゃ無いですね。全てを受け入れている。
なるほどです。
島国(かつては違ったでしょうが)であり、基本内向きな日本人が、鎖国をやめて、受け入れる事によって様々な融合が生まれたのかもしれませんね。
でも、もっと昔は違った価値観かもしれませんし、無知識な私の発言は意味をなさないかもしれませんが。
Posted by オザの塩尻ブログオザの塩尻ブログ at 2012年08月21日 00:31
オザさま

数年前、塩尻で縄文サミットがありMCをさせていただきました。その折、ゲストの方のお話に「縄文人は争いを持たなかった美しき民族」というお話がありました。

日本は、もともと、縄文人が住む地でありました。その後、朝鮮半島経由で弥生人が移り住み、農耕と「領土」という意識を持ち込みました。
そこから、利権を争う歴史を歩み始めます。
弥生人の特徴は、氷河期の影響で平らな顔、薄い唇、一重まぶた、闘争心。
瞬く間に本州は弥生文化に変わっていきましたが、沖縄と北海道は、その影響が薄く、南方由来の縄文人的な濃い顔立ちの人たちが多く残りました。

第二次世界大戦までは、この戦闘的な顔立ち骨格が主流であった日本ですが、現在は、どうでしょう。
二重瞼で彫りの深い若者が増えました。
草食系といわれる男子が増えました。

旧世代の方々は
「ふぬけになった」「軟弱だ」と今世代を嘆きますが、実は縄文人のDNAが、本能発動したように思えてなりません。

戦わない神々の国であらんと欲したミトコンドリアの遺伝子情報が静かな革命をもたらしているのではないかと。

と、またまた妄想づいております。(^-^;
Posted by のんたんのんたん at 2012年08月21日 01:25
昔の日本人に戻っているというお話。
面白く読ませていただきました。

基本的には争いごとを好まない日本人。

歴史という人間の作ったものとDNAにすり込められたもの。

同じ時間という流れの中で、どう影響するのか、興味がつきませんね。
Posted by オザの塩尻ブログオザの塩尻ブログ at 2012年08月22日 00:38
オザさま

空想癖なコメントにレスありがとうございまじた。

私は海外に出たことはないので比較はありませんが、この国が好きです。
Posted by のんたんのんたん at 2012年08月22日 10:20