2012年08月26日
わたしがおばさんになぁっても~♪
スーパーで。
牛乳コーナーの前で、どれにしようかと立ち止まると
ふと記憶がよみがえる。
亡き夫は、いつも棚の一番前のものを迷うことなくかごに入れた。
一つ奥の段には新しい日付のものが並んでおり。
「新しいものの方がいいのに・・。」と思っていると
私の思惑に気がついたのか
「僕はいつも一番手前のを買うんだ。今日明日に飲む生鮮なら、それで大丈夫だし。
たった一日違いで、よけられたら、牛乳も理不尽だろう。同じものなのに。」
と昨日の日付の牛乳を手に振り返った。
・・・。
こういうのを、陰徳というんか、わからないけれど。
そういう人だから
「わたしがおばちゃんになっても」
かわらず、愛でてくれていたのかもしれない。
「心配だわ、あなたは、若い子が好きだから」
という思いは、かけらもしたことがなかった。
妻という立場は、
なんと温室であったのだろう。
夫を亡くしてはじめて、
わたしはじぶんが@おばちゃん、であることをすっかり自覚することになった。
そして、こぎれいにしはじめた。
そのままでいいんだよと
思ってくれる温室は取り払われた。
せめて、お他人様に不快感をあたえないよう
みずぼらしくない暮らしをしなければね。
「あんまりきれいになると、心配だよ。」と、とぼけた彼のリップサービスは
もう聞けないけれど。
http://youtu.be/aNd9AESP3fQ
牛乳コーナーの前で、どれにしようかと立ち止まると
ふと記憶がよみがえる。
亡き夫は、いつも棚の一番前のものを迷うことなくかごに入れた。
一つ奥の段には新しい日付のものが並んでおり。
「新しいものの方がいいのに・・。」と思っていると
私の思惑に気がついたのか
「僕はいつも一番手前のを買うんだ。今日明日に飲む生鮮なら、それで大丈夫だし。
たった一日違いで、よけられたら、牛乳も理不尽だろう。同じものなのに。」
と昨日の日付の牛乳を手に振り返った。
・・・。
こういうのを、陰徳というんか、わからないけれど。
そういう人だから
「わたしがおばちゃんになっても」
かわらず、愛でてくれていたのかもしれない。
「心配だわ、あなたは、若い子が好きだから」
という思いは、かけらもしたことがなかった。
妻という立場は、
なんと温室であったのだろう。
夫を亡くしてはじめて、
わたしはじぶんが@おばちゃん、であることをすっかり自覚することになった。
そして、こぎれいにしはじめた。
そのままでいいんだよと
思ってくれる温室は取り払われた。
せめて、お他人様に不快感をあたえないよう
みずぼらしくない暮らしをしなければね。
「あんまりきれいになると、心配だよ。」と、とぼけた彼のリップサービスは
もう聞けないけれど。
http://youtu.be/aNd9AESP3fQ
Posted by のんたん
at 12:21
│日記
ユーモアもあるし、何より若いし、大きな傘のような方ですね。
自分がある程度の年齢になってきても、どうしても若いままの感覚で居るけど、でもそれが大切なのではないかと思いますよ。
蓼食う虫も好き好き?
こんな私を本気で「いい女だよ」と言ってくれる世界で唯一の人でした(笑)
25年も「ほんまかいな」と懐疑的ながら、嬉しいことでした。おかげでコンプレックスとは無縁でいられました。
80のじじばばになっても「いい女だねぇ」と言ってもらいたかったなあ。(笑)
今も、これからも、そして80のお婆ちゃんになっても
きっとずーっと直ぐ側にいてくれてますから〜。きっと、ずーっとね
ありがとです(^-^)
そうだといいなぁ。
豆腐も
油揚げも
そして、かごに入れるとき
日付見たか問われ
ああ、見た見た
日付よりも値札が気になる
倍以上の値幅があって
安いか高いかが気になるのではなく
わたしはそれを識別できるかが気になる
わたしもエコ値札品好きですw。
コーナーを物色するとき宝探しの気分で楽しいです。魚のあらのいいのがでてると、ラッキー♪と顔がほころびます。
なぜか、牛乳だけは日付にこだわる自分がいます。これも成育史の条件付けかなぁ。。