2013年10月05日

学びの本質?

10月からの保険証の切り替えで、新しいのを取りにきがてら、一泊しにきた下息子。

すでに法科大学院のゼミに参加をはじめているとのこと。

法科大学院の課程の標準修業年限は、3年なのだが、入学試験で法学既修者の水準にあると認められた場合、

2年とすることもできるのだそうで、その2年コースに入れたからだそうだ。

「おかあさん、院、やばいよ。」

え?なにがやばいの?やっぱりむずかしい?;

「ちがうちがう、はんぱなく、快適ってこと。

院の自習室はね24時間使えるんだ。したいだけ、勉強してていいんだ。

大学の時みたいに10時になったら帰らなきゃいけないってことがなくてさ、ずっと勉強してていいんだ。

判例とかも、大学の時はそのつどアクセスキー(よくわからんシステム?)を買って、

その時だけの閲覧だからコピー代払ってとってたんだったけど、

法科大学院生は、どの判例も見放題でいつでも勉強できるんさ。

すげーだろ。」

話の途中から帰宅した上息子、ネクタイをときながら、「で、お前、いまどんくらい勉強してんの?」

「食う寝る以外」

「へ~、よくできるな。俺はせいぜい集中は3時間がいいとこだ。つかれんか?」

「それがさ、なんか気持ちいいんだ、ずっとやってても。

趣味やってるときみたいな感覚でさ。大学の勉強の時と違って、やりたい分野だけ、できんじゃん?

時間忘れるんさ。」

「あ~、それ、わかるわ。しなきゃいけないとこ抜けて、したいことだけ勉強できるって快感だよな。」


・・・。

おまえらの会話は、怖いわ。

ほんとにわたしの子かよ。

わたしは、したい勉強してるのに、煮詰まりまくって、いやになりまくってるのに。


とぼやくと、異口同音に彼らが言う。

「それはね、おっかあが『独学』だからだよ。

勉強して、ゼミ仲間と議論して、気づきがあったり論破したりされたり、さらに学びたいと欲が出てくるんさ。

学びって言うのはさ、一人の脳みそでは限界があるんさ、仲間と互換しあうことが必要なんだよ。

おっかぁは、気の毒だよな、通信とか、独学ってそこが難点だよなぁ。」


ふ~む。そうか。仲間、ねぇ。。いないんだよなぁ、私の歳でこんなことやってる「馬鹿」は、そういない。

スクーリングでも、最年長っぽいし。(笑)


「たまには話し相手になってあげるから」(笑) となぐさめられた今宵でありました。

ありがとうございますだよ。(--)











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Posted by のんたん  at 01:01 │日記