2013年10月12日

初めてのお茶会

初めてのお茶会


facebookでお友達になってくださった映像制作会社の代表をしていらっしゃるマミコさんが、

軽井沢の別荘で秋のお茶会を催されるとのこと、

ご一緒にいかが、とお誘い頂き、いってきました。

その世界を知らぬ怖いもの知らず、「大寄せ」のようなつもりで、気楽に伺ったのですが、

懐石、濃茶、薄茶をおもてなしくださる正式な「茶事」でありました。

作法も知らぬまま、あろうことか、「お詰め」の席に!

お詰めは、下座に座り、いろいろな働きが必要とされる役目なので、

普通は茶道の技量があり茶会に慣れた人でないと勤まりません。

挙動不審なお詰めとなってしまいましたが、主客である高橋師匠が大変お人柄が素晴らしい方で

お教えをいただきながら、あい務めさせていただきました。

マミコさんとお嬢様のお手による懐石のお料理も素晴らしく、

御酒も、舌を鳴らしたくなるような美酒でした。


先代から受け継がれた御軸やお道具は、この茶事のテーマをくっきりと浮かび上がらせるお選びで、

玄関、待合にいたるまでの行き届き。

お母様から受け継がれたお着物を召したお嬢様のお点前は、大変美しく、

軽井沢の硬水をものともせず、お見事なお立てでした。


マミコさんのお心づかい、送迎をして下ったご主人様のお優しさに触れ、幸せな一日でありました。

軽井沢の別荘地は、文字通りの別世界。紅葉が始まり、川のせせらぎさえ、良質の音楽のようでもあり。

有難くも貴重な、いい体験をさせていただきました。




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Posted by のんたん  at 21:21 │日記