2014年08月11日

女系ご先祖さま

お盆にはいる。入りに先駆けて本日お寺様の供養経もあげていただき、

さあ、ひとり盆の始まりだ。

と思った、そのせいか。

唐突に、納戸の柳行李が私を呼んだ気がして、

どれどれ、なんぞご用でしょうかと、ひっぱりだして開いてみる。

雑多にはがきや書類や写真が詰まっている行李。

実家が売却される折、なんぞ思い出にと

開かずの間となっていた仏間の棚からいただいてきたもの。

ざっと中を見て、いくつか祖父母の写真をとりだし、

整理したもののあとはそのままお蔵入りしていた。

あらためて、見分。

ふとt枚の写真に手が止まる。

初めまして、のお顔が。

女系ご先祖さま


裏書を見ると。

まぁ。抱かれた赤子は、私の祖母。

ということは、横に立つご婦人は、わたしのひいおばあちゃん。

で、赤子を抱く老婦人は、ひいひいおばあちゃん。

そうでしたか。

異宗派婚家に嫁いだ身ゆえ、お仏壇にはあげられませんが。


棚を作ります故、しばしごゆるりご滞在なさいませ。

独り過ごしのお盆を憂い、お尋ねくださいましたか?

ありがとうございます。

つつがなく、暮らせておりますが、心強いご滞在です。






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Posted by のんたん  at 20:02 │日記回顧シリーズ

この記事へのコメント
ちょっと影響されて、父方、母方の戸籍をとりよせて辿ってみることにしました。

言われてみると、母方の祖父母の名前を意識したことはなかったし、その上となるとどこ出身のひとだったか全く知りません。
祖父母の代ならば4人。曾祖父母の代ならば8人。

松本なんていう郷里とは遠く離れた土地に職を得たためか、あるいはむかし苦労した時代(母の一家は台湾からの引揚者だったので、長女である母の弟妹を一時期面倒見ていた)の反動か、父はあまり親戚づきあいはしませんでした。
母方の祖父は酒乱だったそうです。昔の男はみんなその傾向があったかな。台湾へ行って一旗あげたかったのかな。
叔父(父の弟)で一人、早い時期に物故した者がいます。東京に出て行って、社会運動に目覚めて工員仲間に給料を分けたりしていた、でも工場で機会に挟まれて死んでしまった、と一度聞いたことがありました。
今となっては知ってどうなるものではないのですが、それぞれの人生があったんだな、とふと思います。

妻は結婚前に名古屋方面の大学で働いていたのですが、母の郷里もそちらです。結婚がきまって親戚にあいさつなどしててみたら、彼女(妻)がお世話になった教授が母の遠縁だったことがわかりびっくりしていました。縁があった、ということなのかな。
Posted by 影響されて at 2014年08月18日 23:58
影響されて、さん
コメントありがとうございます。

細かくお調べになられましたねぇ。
ルーツへの旅、感慨がありますね。
いろんな人生がたしかにそこにあったのですねぇ。。

奥様とは、やはり、「縁」深き間柄でしたね♪

同居していたわたしの母方祖父は地元の人でしたが、養子に入った父の父は四国から遠く離れた信州に職を得て移り住んできた人でした。
「影響されて」さんとお父様と同じ職場です。
といっても前身期のことですが(人違いだったらごめんなさい)
多くの子をなしましたが自身の兄弟との付き合いは、やはりあまりなかったように思います。

母方には、放蕩者もいました。
相場で身上をつぶした人も、事業で成功した人もいろいろ。

どの家系にも変わり種な人がいて、いろんなドラマがあったのでしょう。
Posted by のんたんのんたん at 2014年08月19日 01:35