2015年07月04日
詠み会in塩尻

「君の手で ワイングラスがゆらゆら回る ゆれてる赤は わたしのこころ」 norie
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塩尻えんぱーくで催された短歌の「詠み会」に行ってきました。
お笑い芸人、村上健志さん、橘実さん、そして歌人の小島なおさん。
小島なおさんは、短歌フォーラムinしおじりで毎年選評をしてくださる、歌人小島ゆかりさんの娘さんで、面影もお声もよく似ていました。
村上さん、橘さんが作る短歌の選評と添削を小島さんがしていく、というトークショー。
軽妙なやり取りの中、楽しくお話を聴きました。
冒頭の歌は、会場からも短歌を募集し、後半部でそれぞれを読んでいただいた中の、わたしの拙歌です。
なおさんが、『「赤」の使い方が工夫ですね、ほろ酔いの赤、想いの赤、彼の手の中で自分が揺らがされているという感覚。』
なんてすてきな読み取りを。
また村上さんが「これいいですね、どっかで、パクろうっと。」「悪い男でなければいいけどねぇ。」と、会場の笑いをとってくださって、なんだか幸せでした。
妄想力、ばんさい。(笑)
以下、すてきなお3方の短歌。
「2杯目に緑茶を必ず飲む君が ワインを好きな人になってた」 村上健志さん
「あぜ道の草むせる夏 少年の 走りさる時 風生まれたり」(なおさん添削済) 橘実さん
「泣く前の わらわらとするまなうらを 二頭の蝶が縺れ(もつれ)つつ過ぐ」 小島なおさん
いい時間をいただきました。
なんどでもこんなイベントが続くといいなあ。

Posted by のんたん
at 17:08
│日記