2010年06月17日
いつもの自分から離れてみる
今月の思春期中間教室(不登校教室)の朗読の時間。
前回は男子のみ。今回は男女混合。 みな、かわいく個性的な子たち。
いつもの呼吸法とかつ舌、発声をした後、ワークに。
前回、お気持ちカードで、自分の声に自覚的になってもらうワークをした。
今回は次の段階、声の5つの要素で遊ぶ。
同じ短い文章を
1、大きさ
2 高さ
3 速さ
4 間
5 音質
を変えてそれぞれに言ってみる。
まずは、「大きさ」
Max最大声をマッチョ系男子に。最小の声を女子ちゃんにふる。
我が意を得たりと地響きのような声を出してくれた男子君。拍手喝さい。
囁きボイスを披露してくれた女子ちゃん。これも拍手。
次に「高さ」
一番高い声と一番低い声でセリフ。これは1人で両方やってみよう。
ギタリスト男子と低音ボイス男子にふる。
普段高い声を出さない男子にはちょっと苦労。声だしに苦労しながらもクリア。
普段では聴いたことのない仲間の声に笑いや拍手、突っ込みが出る。
お。乗ってきたかな?
次。「速さ」
声キャラ作りが得意そうな男子にふる。
早口はクリア。ゆっくり口はお経そのもの。
女先生と私がすかさず、木魚と鈴の音であいの手。(笑)タイミングまでぴったりでユニゾン。
気が合いました。
で、次。「間」
これはけっこう難しい。
早口で言うのに言葉と言葉の間をたくさんとる、のパターンと
ゆっくり言うのに、言葉間の間を全然取らない、の極端形を2例。
静系の眼鏡男子くんとダンス系女子ちゃんにふる。
考えながらもクリア。 全然セリフの伝わり方が違うねぇ、の実感をみんなでする。
最後。音質。
これは、お楽しみ。
それぞれのキャラになりきって、はい、セリフ、を遊んだ。
おすもうさん、応援団、バスガイド、メイド風、アニメキャラ(しんちゃん、ドラえもんそのほか好きなキャラ)
なるべく自分と遠いよなと感じるキャラを選んでもらう。
「新」自分発見コーナー。w
うそ・・。
やんね。
え~~;
無理っ。
とか言いながらも、それぞれしばし熟考。
で。やってくれました。
う~~~ん。ファンタスティック♪
やるじゃん。
次にナレーション原稿を使って、5つの要素を使って読み分けをやってみる。
一周。
最後に考察。
豊かな感情を持て、と言われたってじゃどうするの。
形から入ろう。
声から。
豊かな声を持てば、感情やイメージは、豊かになっていく。
だって、感情が単調な人が声が豊かなわけないから。
わかんなかったら、逆から入ってみると、ね、できてく感じするでしょ?
それが今日のワークでした。おしまい♪
ということでお開き。感想の時間。
まぁ。また受けてやってもいいよ、という、
最初は「ウザ・・」と言っていたクール系男子のつぶやきがかわいく嬉しかった。
なんといっても、この教室に出来上がったアットホームな雰囲気は、専任の先生方の力量なんだろう。
ストレスに押しつぶされあらゆる「しばり」、から解き放たれて、安心していい場所に来たと確認を得られた後、
次に出てくるのは「試し行動」だ。
大人が全てを受容し続けて、こどもはやっと落ち着いていく。子ども同士の仲間意識も強くなっていく。
得づらかったアイデンティティと自分の場所と認識できるコミュニティーにいる心地よさ。
それがここでは得られたのだろう。子どもたちの顔は、明るく楽しそうだ。
そのように変わった子が、次に来る子を今度はフォローしていく。
私は月1だけの講師だが、ひと月の間に、見違えて子どもの様子が変わるのを見てきて
環境ってすごい、と脱帽する。
お見送りをしてくれて帰宅。 いろんなことを、「いただいて」きた一日。
ありがとうございました。
前回は男子のみ。今回は男女混合。 みな、かわいく個性的な子たち。
いつもの呼吸法とかつ舌、発声をした後、ワークに。
前回、お気持ちカードで、自分の声に自覚的になってもらうワークをした。
今回は次の段階、声の5つの要素で遊ぶ。
同じ短い文章を
1、大きさ
2 高さ
3 速さ
4 間
5 音質
を変えてそれぞれに言ってみる。
まずは、「大きさ」
Max最大声をマッチョ系男子に。最小の声を女子ちゃんにふる。
我が意を得たりと地響きのような声を出してくれた男子君。拍手喝さい。
囁きボイスを披露してくれた女子ちゃん。これも拍手。
次に「高さ」
一番高い声と一番低い声でセリフ。これは1人で両方やってみよう。
ギタリスト男子と低音ボイス男子にふる。
普段高い声を出さない男子にはちょっと苦労。声だしに苦労しながらもクリア。
普段では聴いたことのない仲間の声に笑いや拍手、突っ込みが出る。
お。乗ってきたかな?
次。「速さ」
声キャラ作りが得意そうな男子にふる。
早口はクリア。ゆっくり口はお経そのもの。
女先生と私がすかさず、木魚と鈴の音であいの手。(笑)タイミングまでぴったりでユニゾン。
気が合いました。
で、次。「間」
これはけっこう難しい。
早口で言うのに言葉と言葉の間をたくさんとる、のパターンと
ゆっくり言うのに、言葉間の間を全然取らない、の極端形を2例。
静系の眼鏡男子くんとダンス系女子ちゃんにふる。
考えながらもクリア。 全然セリフの伝わり方が違うねぇ、の実感をみんなでする。
最後。音質。
これは、お楽しみ。
それぞれのキャラになりきって、はい、セリフ、を遊んだ。
おすもうさん、応援団、バスガイド、メイド風、アニメキャラ(しんちゃん、ドラえもんそのほか好きなキャラ)
なるべく自分と遠いよなと感じるキャラを選んでもらう。
「新」自分発見コーナー。w
うそ・・。
やんね。
え~~;
無理っ。
とか言いながらも、それぞれしばし熟考。
で。やってくれました。
う~~~ん。ファンタスティック♪
やるじゃん。

次にナレーション原稿を使って、5つの要素を使って読み分けをやってみる。
一周。
最後に考察。
豊かな感情を持て、と言われたってじゃどうするの。
形から入ろう。
声から。
豊かな声を持てば、感情やイメージは、豊かになっていく。
だって、感情が単調な人が声が豊かなわけないから。
わかんなかったら、逆から入ってみると、ね、できてく感じするでしょ?
それが今日のワークでした。おしまい♪
ということでお開き。感想の時間。
まぁ。また受けてやってもいいよ、という、
最初は「ウザ・・」と言っていたクール系男子のつぶやきがかわいく嬉しかった。
なんといっても、この教室に出来上がったアットホームな雰囲気は、専任の先生方の力量なんだろう。
ストレスに押しつぶされあらゆる「しばり」、から解き放たれて、安心していい場所に来たと確認を得られた後、
次に出てくるのは「試し行動」だ。
大人が全てを受容し続けて、こどもはやっと落ち着いていく。子ども同士の仲間意識も強くなっていく。
得づらかったアイデンティティと自分の場所と認識できるコミュニティーにいる心地よさ。
それがここでは得られたのだろう。子どもたちの顔は、明るく楽しそうだ。
そのように変わった子が、次に来る子を今度はフォローしていく。
私は月1だけの講師だが、ひと月の間に、見違えて子どもの様子が変わるのを見てきて
環境ってすごい、と脱帽する。
お見送りをしてくれて帰宅。 いろんなことを、「いただいて」きた一日。
ありがとうございました。
Posted by のんたん
at 16:15
│不登校教室
この記事を読み、
わたしも素敵を「いただき」ました。
ありがとうございます。
もらおう こころ。
くばろう こころ。
ありがとうございます。
なにがしかをお渡しできる喜びと
そのつどにまたなにかをいただく嬉しさ。
形ではない、その何かは心の栄養になっていきます。