2011年01月18日

(^-^; あらら

おばあちゃんが短期でお世話になった施設では、

下着は介護用の前開き(マジックテープ)指定で、かぶりものはNGだった。

なので、これから、もうかぶり下着は着る機会がないだろうと早合点して

暮れに全部、介護用のと総入れ替えしちゃったんだよね;

古いのは処分して。

今お世話になっているグループホームで、かぶるタイプの下着を持って来てみて欲しいのでといわれて

あちゃぁ; 

また買いに行った。

とっておけばよかったなぁ。多枚数要るから。
失敗したなぁ;


でもねぇ。いいことだなぁと思った。

前の施設にお願いしてしばらくするとどんどんできないことが増えていったので

もう、そういう時期がきちゃったのか、これからは、できないことが増えていくばかりなのかと思っていたけれど。

今のところでは、自宅にいた頃くらいには、自分のことは自分でできるように戻ってきたみたい。

自分でやると「失敗」」するんだよね、おトイレとか、着替えとか。

でも、失敗するたび着替えればいいし、始末すればいいわけで。

自宅ではそれができたけど、前の施設は病院施設だったから、とり置ける下着も職員の手も限られてて。

だから、先回りしてよごさないよう、失敗しないよう、手を出してくれてた。

「どっぷり介助」をしてくれていたわけで。 着替えも、ささっと脱がせて着せて。

失敗が続けば即おむつに切り替えてたし。

すごくよくお世話してくれるんだけど、比例してどんどん、機能が衰えていく気がしてた。

今のところは、時間かかってもなんでも「自分」でやって、だめだったらあと始末したり手を出してくれるから

よいリハビリになっている様子。

おとといの面会時トイレ介助をしてみて、実感した。

「おぉ~~。自分で座れてる。」

上げ下げも、ゆっくり注意しながら、全部自分でできていた。

ちょっと、感動。

下着がかぶりタイプに戻せば、着替えにはさらに時間がかかるだろう。

頭からかぶって、両手を通し、背中にまるまる身ごろを手を後ろに回して引き下ろし、前みごろを下に引いて体になじませる。

おばあちゃんが自分でするとなれば、わたしたちが当たり前に1,2秒でしていることが、1分以上かかる作業。

背中部分はなかなか引き下ろせず、手助けが要る。

前開きの下着は介助するには着せやすいし手早くできる。


でも「着せてあげる」には面倒でも、「自分で着る」には、かぶりが慣れ親しんだ形だ。

それにつきあってくれるんだねぇ。

ありがたや。










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Posted by のんたん  at 20:21 │介護

この記事へのコメント
そうですね。

かぶりのシャツは、本当は大変ですよね。

手厚い所でよかったですね。

私も昨日、TVを見ていたら、102歳だったかな、おばあちゃまが元気に出演されてて、「漬け物や凍り餅の手伝いまだまだしてますよ。」と話しておられました。
服が被りものでしたなで、旦那と「凄いね」と話しをした所です。

人間、どんどん使わないと、硬くなるばかりですからね。私もですが。
Posted by なづな at 2011年01月18日 22:02
なづなさん

数年間40肩を経験して、「かぶる」という動作がこんなに肩を使うんだと実感しました。
可動部位が衰えればほんとに「そろそろぅ」っとしかできないんですよね。
今、まっすぐ手を上にあげられるようになったことが、なによりありがたい。でも、お年寄りの大変さを先取り実感したことは、役に立ちました。

できる限り、使える機能は使い続けたいですねぇ。。。おばあちゃんにもそうあってほしいと思います。
Posted by のんたんのんたん at 2011年01月19日 01:56