2011年02月27日
幸福な熱の記憶再び
昨年、「幸福な熱の記憶」という記事を書いた。
塩尻市の図書館企画で「おとなの朗読会」をさせていただいた際、
プログラムの中に使わせていただいた「田川未明」さんの別作品を紹介したものだ。
件の朗読会では「あさいはるのひるひなか」という彼女の小作品を読ませていただいた。
朗読会ではノスタルジー、誰にでも残っている「記憶」をキーワードに「大人をやすもう」とサブタイトルをつけて
作品を選ばせていただいていた。
昨日、その記事に作家の未明さんご本人がトラックバックを置いていってくださった。
(トラバ記事Blogトル二タリナイコト「声に出して読む」)
「幸福な熱の記憶」という記事が、再び「幸福に」わたしに熱を届けてくれた。
「語り」はストーリーテラー本人の色に物語が脚色されていく世界だが
「朗読」は、作品の魂をいったん身に入れて、咀嚼し、穢すことなく外に作品の空気をそのままにお伝えできるよう
身を尽くす作業だ。
わたしがその域に達しているとはいえないが、心がけはそこにある。
その作者の色を感じるために、周辺の他の作品やエッセイ、人物紹介をした別作家の作品なども読みこんだりする。
じかに感じることができることは、稀なこと。
朗読者が作者とこういうお付き合いができることは、なんと至福なことだろう。
塩尻市の図書館企画で「おとなの朗読会」をさせていただいた際、
プログラムの中に使わせていただいた「田川未明」さんの別作品を紹介したものだ。
件の朗読会では「あさいはるのひるひなか」という彼女の小作品を読ませていただいた。
朗読会ではノスタルジー、誰にでも残っている「記憶」をキーワードに「大人をやすもう」とサブタイトルをつけて
作品を選ばせていただいていた。
昨日、その記事に作家の未明さんご本人がトラックバックを置いていってくださった。
(トラバ記事Blogトル二タリナイコト「声に出して読む」)
「幸福な熱の記憶」という記事が、再び「幸福に」わたしに熱を届けてくれた。
「語り」はストーリーテラー本人の色に物語が脚色されていく世界だが
「朗読」は、作品の魂をいったん身に入れて、咀嚼し、穢すことなく外に作品の空気をそのままにお伝えできるよう
身を尽くす作業だ。
わたしがその域に達しているとはいえないが、心がけはそこにある。
その作者の色を感じるために、周辺の他の作品やエッセイ、人物紹介をした別作家の作品なども読みこんだりする。
じかに感じることができることは、稀なこと。
朗読者が作者とこういうお付き合いができることは、なんと至福なことだろう。
桔梗ヶ原おはなしサロン準備室より:お知らせ
本番のあと
読み聞かせと読み語り
映画「リンドグレーン」もうひとつのパーソナルストーリー~秘密の往復書簡より~
終演 シューベルト歌曲「冬の旅」
明日は全国短歌フォーラムin塩尻学生の部
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終演 シューベルト歌曲「冬の旅」
明日は全国短歌フォーラムin塩尻学生の部
Posted by のんたん
at 00:23
│声仕事
今まではタダ聞き入るばかりでしたが、のんたんさんの取り組む姿勢に、改めて「朗読」を見直しました。
『作品の魂を身に入れ、その空気を伝えていく、身を尽くす事』を心がけるのんたんさん、えらいです。
今、NHKラジオで日曜名作座が始まりました。しばし、聞き入りたいと思います。
NHKラジオの朗読はいいですねぇ。
染み入ります。
全国セミナーでNHKのエグゼクティブアナウンサーの方々に年一回ご指導をいただく世話人をしております、う~~ん、なるほど、と朗読の深みをそのつど体感させていただきます。