2011年04月30日

お見送り

お葬式に参列してきました。

長年朗読ボランティアをご利用くださっていた方です。

良いお葬式でありました。

息子さんが3人、それぞれに奥様とお孫さんが6人。

ご家族を慈しんでこられた歴史が、そのままそこにありました。

家業はご長男が継ぎ、他お二人の息子さんご家族もお近くにおられる様子。

残されたお母様もご安心でしょう。

長年の人工透析、失明、ガン疾病と病と闘いながらの後半生でありながら

お写真も、私の脳裏に浮かぶお顔も、いつも笑顔の方でありました。

対面朗読にお邪魔するたび、問わず語りに裸一貫から店を起こし、ここまでになる一代記を話してくださいました。

戦時中や戦後のお話が好きで、よくリクエストされて。

「泣けるやつがいいなぁ」とも。

何年か前の交流会でカラオケをしたとき、リクエストにお答えして僭越ながら「天城越え」を歌ったら

「もういっかい、いまのもう一回!」と人差し指を天に向かって指し大きく振って喜んでくださった。

場を盛り上げてくださいました。良い思い出です。


心からご冥福をお祈り致します。




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Posted by のんたん  at 18:49 │日記