2011年09月21日

親類デビュー

父の葬儀が無事終了。

4半世紀ぶりの親族との再会あり、

父の旧制中学の同窓生さんがた、職場OBの方々、おなつかしいみなさんの参列で

父には幸せな弔辞もいただき、しめやかに、温かい葬儀となった。

今回の葬儀は、再婚した兄のお嫁さんの親類デビューでもあった。

若い彼女は、よく動き、喪主の妻役をりっぱに務めてくれた。

ここ数年の父の容態もあり、昨年お式はあちらのお身内様と兄だけで挙げたものの

親類へのご披露は控えていたので、今回が初お目見え。

彼女のお母様が、高齢のおばあちゃまを留守番にしてまで生後5か月の赤ちゃんのシッタ―をつとめにきてくださり、

弟さんも日帰りで飛んできてくれた。

家族愛でつながったお嫁さんのご家族。

兄は、家庭というもののぬくもりを得て、幸せそうだ。

父も草葉の陰からその様子を見て安心したことだろう。


お嫁さんが若いので、そのお母様はわたしとなんと同世代。ほんの数年先輩なだけだ。

看ているおばあちゃまの年齢もうちのおばあちゃんと近く、親近感を持った。

今夜はさすがに、体を繋ぎ結んでいるひもが勝手にほどけてしまうような疲労感。

兄一家もここ数日の張り詰めで、たいそう疲れたことだろう。

夫は、お疲れさん、とベッドの上からねぎらってくれた。

夕飯は、寒いのできつねうどん、のリクエスト。

肉厚の油揚げを買ってきて煮つけ、軟らかめに煮たうどんに小さくしてのせる。

ついこの間まではどんぶり1杯、ぺろっと平らげていた夫だが

今は、小鉢一杯が適量。どんぶりが重くて持てないのもあり。

それでも、うまい、と食べてくれる。

そうなんだよなぁ。。なにを作っても、この人は「うまい」という言葉をくれる人。

幸せな嫁なんだ、わたしも。




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Posted by のんたん  at 19:27 │日記

この記事へのコメント
政府だと弔問外交ですね。
お父様が色々な人を呼び寄せたんですね。

お兄様のお嫁さんだと「お姉さん」になりますね。
8484の兄貴のお嫁さんのお姉さんは8484より若いですが、お姉さんはお姉さんです。

のんたんさんの場合は、お姉さんとは呼ばないで、○○さんって呼んでいるのかなカナ?

台風15号の襲来とともに執り行われたご尊父様のご葬儀が、しめやかに暖かく終了して良かったです。
お疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さい。
ご主人の看病に心を注いで下さい。
Posted by 84848484 at 2011年09月22日 09:18
8484さん

そうですね。わたしにお姉さんと呼ばれるには余りに若くてかわいそうなので(笑)
お名前で呼びます。
今日はまだどよ~んとだるくおりますが気力を取り戻して夫の体調をみながら父の後処理など、していきたいと思います。
Posted by のんたん at 2011年09月22日 11:12
ゆっくりやって下さい。
少しずつ片付けてください。
休み休みやって下さい。
ご主人様と話しながら、やって下さい。
Posted by 8484 at 2011年09月23日 00:27