2011年11月26日
朝日村図書館朗読体験講座 2

朗読の体験講座2回目。
今回は新聞取材がありました。
朗読をするうえで不可欠な基本技術の演習は、短文を使って体感をしていただき、
各文体の読み分け手法についてデモストレーションをして
「あ、この手法でやってみたい。」と心が動くものを見つけていただく時間を持ちました。
前回、各受講生のお声の質、ナチュラルトーク時に表れる空気感から適性アドバイスを渡しました。
そのことも含め、まずは自分が心地よく、、また伝えやすく読める世界を探します。
その習得を経てから、他の分野を触っていくと、ストレスなく読みの世界を広げていけるのだと
お話し、次回では、自分に合っているな、これが好き、という文章を
3~5分、抜き取りでいいので選び、朗読検討をして持ってきてください、と宿題を出しました。
今回学んだ朗読技術をもとに、じぶんで構成を考えてみることで、作品と深くまっすぐ向き合う時間を
持ってもらう試み。
最初から演出をつけてもらってしまうと、ただの「なぞり」になってしまいます。
自学の時間をもったうえでアドバイスを受けることが自分らしい読みの確立につながります。
次回は、朗読検討してきた作品をホールで、録画朗読してもらい、
その再生を見て、自分が読むときの姿勢、目線配り、発声のベクトルがどう伝わっているかを検証しながら
人前で読むということのポイントを学ぶます。
Posted by のんたん
at 09:30
│適性発見朗読講座
朗読も奥が深いですね・・・
声の質や発生の素質がないとだめじゃないかと思いますが、何よりもその文章に込められた思いや気持ちを伝える心が大切なのでしょうね。。。
すばらしいお仕事ですね
私も学びたい・・・
声は「伝える」ための素晴らしい道具。
どんな方の声にも素晴らしいその方の色がある。手法にとらわれてその個性を殺すのはもったいないので、初歩講座は適性アドバイスから入ります。
お洋服でもそうですが、自分にあった色やデザインを身につけると
自分も相手にも、心地の良い美しさが伝わりますよね、それを見つけていただけると、とてもうれしいです。
好き出続けてきたことを、いつのまにかお仕事にさせていただいている。
ありがたいことです。
たいかんさんのお声覚えています。
腹筋の余力が柔らかさを支えたやさしい音色。
本を読まれたらすてきな朗読者だと思います。w