2011年12月01日
飲めず起き上がれず
起き上がりが困難になった夫。
電動ベッドとエアマットにしていただけたのはほんとうにありがたく。
ゆうべからお茶を少しずつのめる程度。
ベッドサイドのトイレにもほんの1歩が立つことができない。
飲めなくなった経口薬のかわりに液薬を点滴に注入してくれる。
「和室の障子を新しく貼っておいてほしい。」という夫の願いは
それが何を意味しているのかわかってせつなく。
でもわたしも自分で貼りかえる余力がないので業者さんにお願いして取りに来てもらった。
1両日に出来上がって納品してくれるとのこと。
おばあちゃんが前に住んでいた家に、今住んでいるお年寄りから電話。
手術をして障がいも持ったので介護保険を使って改装をしたいが家主の許可が要るので書類をとのこと。
おばあちゃんが住んでいた家は、彼女が私たちの家に同居に来る時、近所の独居のお年寄りが
お風呂のない家に住んでいて不便なので
「子どもの所に行くならここに住まわせてもらいたい。」とおばあちゃんに頼み。
おばあちゃんは「好きに住んでて。」と明け渡しをしてきた。
そのお年寄りは、おばあちゃんの家に引っ越し、自分の家だったところはもう更地になっている。
「借りるときに好きに直していいといってもらってあるのだけれど、お役所仕事には書類がね。」
「電話で承諾もらえば、こちらの代筆と三文判でいいっていうから、それでいかしら。」
とおっしゃるので、「申し訳ないがそちらまで確認やお手続きに行けないのでよしなに。」とお話しする。
貸借の書類もない、おばあちゃんとその方との口約束の信用貸し。
夫もその約束を守ってあげてほしいと言っていたので、関係を信じてお任せするのみだ。
入院のご苦労や不自由のつらさなどのおはなしをお聞きしつつ、どうぞくれぐれもお大事にと電話を切った。
福祉課に電話。
介護認定の申請を取り下げる旨、お伝えする。
車の保険の更新期がきてしまったので、ついでに名義と引き落とし口座の変更をすませ、下息子も運転者に加える。
21歳未満なので保険料は跳ね上がったが、いつ運転してもらうことになるかわからないので必要不可欠。
おばあちゃんの施設費の引き落としも、私の口座に切り替えてきた。
ふと自分のメンタルがやばくなっていることに気がつく。
運転中、曲がるはずの角でまがらず、気がつくとかなり通り過ぎてしまって
また戻るのにまた通り過ぎたり。
冷蔵庫をあけても献立が決まらず、ぼーっと10分も経ってしまったり。
業者待ちの時間、家の中で目につくところを片付けようとうろうろとするのに足が動くだけで手が動かない。
ワイパックスを服用しようかと取り出してはみたが、いや待て。
まだ余力があるはずだと思いなおし。
食べてないからおかしいだけだ。
外に食事に出た。

セットものに、もう一皿追加し。
挑み食い。
完食したし。吐き気もこない。
ほらね。人間、食えるうちは大丈夫。
おし。
仕切り直し。
再び病室に行こう。
電動ベッドとエアマットにしていただけたのはほんとうにありがたく。
ゆうべからお茶を少しずつのめる程度。
ベッドサイドのトイレにもほんの1歩が立つことができない。
飲めなくなった経口薬のかわりに液薬を点滴に注入してくれる。
「和室の障子を新しく貼っておいてほしい。」という夫の願いは
それが何を意味しているのかわかってせつなく。
でもわたしも自分で貼りかえる余力がないので業者さんにお願いして取りに来てもらった。
1両日に出来上がって納品してくれるとのこと。
おばあちゃんが前に住んでいた家に、今住んでいるお年寄りから電話。
手術をして障がいも持ったので介護保険を使って改装をしたいが家主の許可が要るので書類をとのこと。
おばあちゃんが住んでいた家は、彼女が私たちの家に同居に来る時、近所の独居のお年寄りが
お風呂のない家に住んでいて不便なので
「子どもの所に行くならここに住まわせてもらいたい。」とおばあちゃんに頼み。
おばあちゃんは「好きに住んでて。」と明け渡しをしてきた。
そのお年寄りは、おばあちゃんの家に引っ越し、自分の家だったところはもう更地になっている。
「借りるときに好きに直していいといってもらってあるのだけれど、お役所仕事には書類がね。」
「電話で承諾もらえば、こちらの代筆と三文判でいいっていうから、それでいかしら。」
とおっしゃるので、「申し訳ないがそちらまで確認やお手続きに行けないのでよしなに。」とお話しする。
貸借の書類もない、おばあちゃんとその方との口約束の信用貸し。
夫もその約束を守ってあげてほしいと言っていたので、関係を信じてお任せするのみだ。
入院のご苦労や不自由のつらさなどのおはなしをお聞きしつつ、どうぞくれぐれもお大事にと電話を切った。
福祉課に電話。
介護認定の申請を取り下げる旨、お伝えする。
車の保険の更新期がきてしまったので、ついでに名義と引き落とし口座の変更をすませ、下息子も運転者に加える。
21歳未満なので保険料は跳ね上がったが、いつ運転してもらうことになるかわからないので必要不可欠。
おばあちゃんの施設費の引き落としも、私の口座に切り替えてきた。
ふと自分のメンタルがやばくなっていることに気がつく。
運転中、曲がるはずの角でまがらず、気がつくとかなり通り過ぎてしまって
また戻るのにまた通り過ぎたり。
冷蔵庫をあけても献立が決まらず、ぼーっと10分も経ってしまったり。
業者待ちの時間、家の中で目につくところを片付けようとうろうろとするのに足が動くだけで手が動かない。
ワイパックスを服用しようかと取り出してはみたが、いや待て。
まだ余力があるはずだと思いなおし。
食べてないからおかしいだけだ。
外に食事に出た。

セットものに、もう一皿追加し。
挑み食い。
完食したし。吐き気もこない。
ほらね。人間、食えるうちは大丈夫。
おし。
仕切り直し。
再び病室に行こう。
Posted by のんたん
at 16:05
│介護
献身的なあなたにご主人様もきっと幸せをかみしめてると思います。
今年もあと一ヶ月だね・・いろいろあるけど、お互いゆっくり母なる大地と歩もうね。
私は近くに、家族の介護看病のことなどを話せる友人がいなかったので、少し前から、のんたんさんのブログをよませていただいてました。
気にさわるようなこと書いていたら削除してくださいね。
いつも、のんたんさんの家族への優しさなど尊敬しています。
ダンナ様が、体調のことなどを呟いた記事をよんでしまい、その朝は号泣でした。
私は30才台だし生意気かもしれませんが、人には人生に順番てものがあるとおもいます!
まだダンナ様は元気になって、のんたんさんだって疲れているんだから、旅行でも、のんびり行って、そんな時間があっていいじゃないですか!
お医者さんが、どう言おうと、元気になるとおもってほしい!
のんたんさんは強めの薬を飲んでおられるんですね。
私も、お世話する人数が、ちょっと多いため、生傷が絶えない時期があり、過呼吸などに悩み弱めの薬をもらってます。
おばあちゃまも、お願いだから 、のんたんさんを休ませてあげてって、おもいます。
(T_T)
…なんかスミマセン。
ブログ拝見しています。
のんたんさんのおっしゃるとおり、食事は大切かと思います。加えて睡眠が保たれますように。
のんたんさんとだんなさん
すてきなお二人とご家族のこと、
ただただ、祈りおります。
いつか、のんたんさんの朗読を聞いてみたいです。
追加したのは、サラダ?
完食できて、よかった。。。
ご主人にエネルギーを与えるには、のんたんがエネルギーをしっかり蓄えないとね。
ご主人が満足に食べられない分、のんたんがしっかり食べて、美味しかった食事のお話してあげるのはどう?
俺もまた食べるぞ!って笑顔で応えてくれたら、うれしいよね。
ありがとうございます。
うん。。
地に足をつけて、浮足立たないよう行きますね。
今年もあとひとつき。寒いけど心温かくありたいと思います。
一緒に泣いてくださってありがとうございます。
おばあちゃんを在宅介護している時期、わたしも検索して同じ在宅介護をしている人のブログを見てわたしだけじゃない、頑張ろうと思えたりしました。
ワイパックスはその在宅介護期間に昼夜逆転やせん妄と徘徊に疲れてメンタルクリニックで処方してもらったものです。
頓服のつもりで「ああだめかも」と心の熱が高熱になりそうなときだけ、使いなさいと出してもらいました。
薬があるという気持ちが御守りになり、過去2回ほど服用するだけでこれました。
あきさんは、過呼吸がでるようになるまで頑張ってきたんですね。ほんとうにお疲れ様です。
気持ちを下ってありがとう。
お体を壊さないよう、ご自愛くださいね。
30代、お若いのに頑張ってらっしゃる。
わたしも見習わなきゃ、です。
ありがとう。
ご来訪ありがとうございます。
私の人生に家族があるということ、ほんとうにありがたく感じています。
いつかまた自身が朗読する世界に携わることができましたら、心をこめていきたいと思います。。
ありがとう。
ハンバーグにチキンプレートまでとってしまいましたw
我ながらよく食べます。
会話ができなくなってきましたが、おいしかったよ、と話すと小さくうなづいて見せてくれたり。
わたしが健康でいることが彼の安堵につながるのだから、いい顔で病室に行きたいと思います。
野沢菜漬けが冬の一番の楽しみの人だったので、切り漬け漬かり込んだら食べられなくても持って行こうかなと思います。香りだけでも冬の味覚を感じてもらえたらいいな。、
それを頼むご主人の気持ちは・・・・・。
のんたんさんが倒れないように、がっつり食べて下さいね。
きまりのいいひとなので意に添うよう動きたいと思います。遺影に使って欲しい写真の話なども。彼らしいといえばらしいのですが、こんな会話に現実感がなくていけません。
ありがとうございます。なるべくがっつり食べます。