2012年03月06日

思い残し

思い残すことはない、と口にして逝った。

残せよ、と思った。

残ってないのか?ほんとに?

私は残りすぎて溺れているぞ?

置いてけよ、思い残しのひとつやふたつ。

夢にさえ出てこないまま

もう、生まれ変わっているのかな。

思い残しのない成仏だもんね。

今頃は、小さな赤子になって母親にそっと抱かれて眠っているのかもしれない。

幸せだといいな。


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Posted by のんたん  at 16:59 │日記

この記事へのコメント
のんたんさん、

読んでいてまた泣いた、泣けた (T_T)

どんだけパパを愛していたん?
天国で「ありがとう」って言って笑っているね。

もうじきお彼岸、
夢に出てくるかな?
Posted by まみぃ at 2012年03月06日 19:20
貴方に託す思いは、しっかり、残されていかれたのだと思いますよ。

思いというバトンを貴方に手渡すことができたから、ご主人もご安心できたのではないでしょうか。。。
Posted by たいかん at 2012年03月06日 20:02
手術の前の日、娘は修学旅行への出発日
「もしもの時も、旅行は最後まで参加しなさい」
そう言って、病室から送り出した。
手術が迫ってくる日々の中で、子供たちには
「お父さんは、いつもやりたいことを目いっぱい
 やってきたから、もしもの時も悔いはないよ」
と、言い続けてきた。
・・・でも、娘を送り出した後、涙が止まらなかった。・・・
思いは残せない・・・生きているから、泣けるんだ・・・
そう思ったら、不思議と涙が止まった。
この記事を読んで、2年前のアノ日のことを思い出しました。
Posted by ダッタ at 2012年03月06日 21:54
まみぃさん

まみぃさんには、まだ元気なころの夫のボケぶりも読んでもらってコメントもらってましたね。
いつか、また逢えたら「もー。」って文句を言おうかと思います。
Posted by のんたんのんたん at 2012年03月07日 01:41
たいかんさん

安心してくれているのでしょうか。
車のウィンドウォッシャー液の補充さえやり方をしらないわたしを「困ったねぇ」と言っていた人が、なにもかも、任せた安心と逝けたのかと
突っ込みを入れたくなったりします。
Posted by のんたんのんたん at 2012年03月07日 01:45
ダッタさん

あなたの記事「やり残したこと」
あれを読んで、あのイラストを見て
泣いた日がありました。
あなたが生きていてくれてほんとに嬉しいです。
Posted by のんたんのんたん at 2012年03月07日 01:47
想いはたくさんあっただろうと

置いていけば、残った人々を縛ることになってしまうと

ならば、全部持っていこうと

思ったんじゃないかと、思います。

登山用のリュックに一杯つめて、背負って行ったんじゃないかと思います。

まだ、振り返り振り返り天の坂を登っているんじゃないかと思います。

そして、泣いてばかりいるなよ。
と、思ってる。
Posted by blue at 2012年03月07日 17:19
blue

泣かした。あなたのコメントが。

ありがとう。救われます。
Posted by のんたんのんたん at 2012年03月07日 18:53