2012年04月16日
書類整理と黄昏流星群
波がある。
何も手につかず、呆然気抜けで日を過ごしてしまう数日と
少し手や体を動かせる日と。
夜に眠れる日と、まったくだめな日と。
それでも主婦歴のおかげ、料理と洗濯という生きるのに必要なルーテインワークだけはなんとかこなしている。
これに掃除、整理整頓も加わっていれば良妻賢母なのだが
これらは、私の中では気力のある日のオプションらしい。
今夜は0時をまわってオプションが起動。
いきなりスイッチが入って、いきなり切れるのが玉に瑕(きず)なのだが。
夫の残した書類の山を片付け始める。
職場から引き揚げてきたものもあわせると段ボール箱で20箱以上もあるだろうか。
異動のたびに次の職場に入りきらず2,3箱は自宅に持ち込んでは積み上がっていった。
仕事でやりとしした大量の名刺や、次の仕事への資料として保管したのだろう、部外秘的な書類もあり
そのままは捨てられない。
すべてシュレッダーをかけようと思ったが、何年もかかってしまいそうな気配だし、
長く取り置いてはいけないと判断、機密文書リサイクルサービスを利用することに。
専用の段ボールに書類を詰め封印のうえに割り印をして、安全な運搬配送をし
焼却ではなく「溶解」処理をするというたいそうなシステム。
大げさかとも思ったが、長年の夫の仕事への敬意。「ゴミ」扱いをしたくない気持ちもあって利用することにした。
専用段ボールは先に取り寄せておいたので、
積んである段ボールから書類をだし、クリップ類をはずしながら丁寧に詰めていく。
書類の束に交じって、カタログやらパンフレットなどがでてくるのでこれらもはずす。
組合発行のカタログ。
時計のページに付箋。
これが、欲しかったのかなぁ。。。つけさせてあげたかったなぁ。。
旅行のパンフレット。
いつかって、思ってくれてたのかなぁ。。。
ギフトカタログ。
ページが折ってある場所は、食品。
どこに何を送りたかったのかな。。送ったのかも。
保険のちらし。
・・・。
飴が、出てきた。
ひとつ口に含んでみる。
・・・ちょっと古いや(^-^;
こうして夫のものを片付けるたびに
なにかメッセージはないか、なにか独りごとのメモでもいい、発見はないかと時間がかかる。
そしてまた数日疲れこむ。
こんな繰り返しをきっとまだまだしていくのだろうな。
こうしていると、ふと馬鹿なことを考える。
ドラマとかによくあるじゃん?
亡くなったあと、実は私の知らない誰かがいたことがわかって、、とか。
黄昏流星群のマンガじゃないけど。
そういう人がいたら、それでもよかったような気がする。
いっしょに、泣けるじゃんね。思い出の共有が一番できる相手になるかもしれん。
男としての彼の想い出の共有。
小さな癖とか、向き合い方とか、そうそう、そういうとこあったよねぇ、なんて、
女同士で。
現実にそんなことがおきたら、それはそれですごく苦しいかもしれないけど。
独りで片付けてると
「いたらよかったのに」とか思ってしまう。
馬鹿だよねぇ。。。
何も手につかず、呆然気抜けで日を過ごしてしまう数日と
少し手や体を動かせる日と。
夜に眠れる日と、まったくだめな日と。
それでも主婦歴のおかげ、料理と洗濯という生きるのに必要なルーテインワークだけはなんとかこなしている。
これに掃除、整理整頓も加わっていれば良妻賢母なのだが
これらは、私の中では気力のある日のオプションらしい。
今夜は0時をまわってオプションが起動。
いきなりスイッチが入って、いきなり切れるのが玉に瑕(きず)なのだが。
夫の残した書類の山を片付け始める。
職場から引き揚げてきたものもあわせると段ボール箱で20箱以上もあるだろうか。
異動のたびに次の職場に入りきらず2,3箱は自宅に持ち込んでは積み上がっていった。
仕事でやりとしした大量の名刺や、次の仕事への資料として保管したのだろう、部外秘的な書類もあり
そのままは捨てられない。
すべてシュレッダーをかけようと思ったが、何年もかかってしまいそうな気配だし、
長く取り置いてはいけないと判断、機密文書リサイクルサービスを利用することに。
専用の段ボールに書類を詰め封印のうえに割り印をして、安全な運搬配送をし
焼却ではなく「溶解」処理をするというたいそうなシステム。
大げさかとも思ったが、長年の夫の仕事への敬意。「ゴミ」扱いをしたくない気持ちもあって利用することにした。
専用段ボールは先に取り寄せておいたので、
積んである段ボールから書類をだし、クリップ類をはずしながら丁寧に詰めていく。
書類の束に交じって、カタログやらパンフレットなどがでてくるのでこれらもはずす。
組合発行のカタログ。
時計のページに付箋。
これが、欲しかったのかなぁ。。。つけさせてあげたかったなぁ。。
旅行のパンフレット。
いつかって、思ってくれてたのかなぁ。。。
ギフトカタログ。
ページが折ってある場所は、食品。
どこに何を送りたかったのかな。。送ったのかも。
保険のちらし。
・・・。
飴が、出てきた。
ひとつ口に含んでみる。
・・・ちょっと古いや(^-^;
こうして夫のものを片付けるたびに
なにかメッセージはないか、なにか独りごとのメモでもいい、発見はないかと時間がかかる。
そしてまた数日疲れこむ。
こんな繰り返しをきっとまだまだしていくのだろうな。
こうしていると、ふと馬鹿なことを考える。
ドラマとかによくあるじゃん?
亡くなったあと、実は私の知らない誰かがいたことがわかって、、とか。
黄昏流星群のマンガじゃないけど。
そういう人がいたら、それでもよかったような気がする。
いっしょに、泣けるじゃんね。思い出の共有が一番できる相手になるかもしれん。
男としての彼の想い出の共有。
小さな癖とか、向き合い方とか、そうそう、そういうとこあったよねぇ、なんて、
女同士で。
現実にそんなことがおきたら、それはそれですごく苦しいかもしれないけど。
独りで片付けてると
「いたらよかったのに」とか思ってしまう。
馬鹿だよねぇ。。。
Posted by のんたん
at 01:43
│日記