2012年02月19日

ふたり泣き

昨年友人を亡くした。

その友の声を編集してご主人にお送りした。↓

「彼女の声」記事へリンク

先日、「ようやく聴けました。よかった。とても。。。ありがとう。」とメールが。

夫を亡くしたことと、私も今はまだ夫の留守電の声をとってあるのに聴けないでいる、

もっと後でお渡しすればよかったのに、申し訳なかったという主旨のお返事をした。

そして、今日電話が。

「これから、ご焼香に伺いたい。」と言ってくださり。

夕方のひととき、ご一緒した。

西日が緩やかに入る仏間で、話し込んだ。

見送った者同士。

泣いて、そして彼女とのエピソードを話し合って笑った。

彼女が、そこにいて一緒に笑ってますね、きっと、と空いた椅子を指差したご主人。

ほんと、きっとそうですねと涙が止まらないまま笑った。

「これ、自分はけっこう助けになりました。よかったら。」と本を下さった。

ふたり泣き

「大切なひとのためにできること」

ありがとうございます。大切に読ませていただきます。。。

お見送りした夜の外気は、ことのほか冷たく。

でも。

夜は開ける前が一番暗くあるというように

冬を超えた春は、きっとこの寒さのすぐ先にあるのだと、思った。



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Posted by のんたん  at 19:32 │日記

この記事へのコメント
まだまだ寒さが厳しいけれど、春はもうすぐですね。

新しい季節に、その一歩を踏み出すのはとても勇気が必要だと思います。

焦らずに、でも、時が来たら大胆に。。。
Posted by たいかん at 2012年02月19日 22:50
たいかんさん

はい。。。

春のあたたかさを心に沁みこませられる時を
焦らず待ってみます。

ありがとうございます。
Posted by のんたんのんたん at 2012年02月19日 23:38
どの「時」も、大切なのですね。。。

冬があるから春があり
春があるから夏があり
夏があるから秋があり
秋があるからふゆがあり…。

のんたんの「時」、どれも愛おしいですね。。
Posted by ゆうわ at 2012年02月23日 00:09
ゆうわちゃん

ご主人と話して、改めて彼女のいないことが不思議でなりませんでした。
笑い声が隣からほんとに聞こえる気がしました。
季節は廻ります。どのときもいとおしく抱きしめていきたいですねぇ。。
Posted by のんたんのんたん at 2012年02月23日 11:50