2010年09月07日
美しい老い方
朗読ボランティアグループの創始メンバーのながこさん。
御年は80半ば過ぎ。
今年不慮の事故にあわれ、頭を強打。
命は取り留めたが、言葉を失うかも、という診断がつくほど、長いこと意識が戻らなかった。
奇跡的に、ご回復の兆しが出て、今はリハビリ用の病院に転院されているそうだ。
ながこさんは敬虔なクリスチャンであり、毎日曜日教会に通われてきた。
どこにでも自転車でさっそうとおでかけをし、後輩の育成にもあたたかい心を砕いてくださり
わたしも、彼女にいくつかの作品の校正をしていただいてきた。
博識をひけらかすことなく適切なアドバイスをくださり、スキルと心、両面を育てていただいたなぁと思う。
日舞と詩吟をたしなまれ、これらも指導者の域に達しておられた。
彼女の笑顔は、美しい。
指導は、優しい中にも芯があり、言うことは言う。凛としていた。
そして、かわいらしい。
ときにいたずらっぽく、ときに艶っぽく、うふふ♪と肩をすくめてお笑いになる姿は
あんなふうに年をとることができたら人生は成功、だなぁと思わせる姿だった。
転院までの入院中、仲間の何人もがお見舞いに伺っている。
まだ、言葉が出ず、記憶もあいまいな中での見舞であったにもかかわらず、皆がいう。
「にこにこと、声掛けを嬉しそうに聞いてくださり、うなずき、目を潤ませ、手を差し出し握ってくれて
見舞いを歓迎してくださった。
お見舞いに行ったはずなのに、なんとも幸せをいただいてきた気分だ」と。
菩薩の笑顔。お行きあいしてきた人たちは、彼女に神々しささえ感じてきたようだ。
かくありたや。ご回復と復帰を、心から祈って。
御年は80半ば過ぎ。
今年不慮の事故にあわれ、頭を強打。
命は取り留めたが、言葉を失うかも、という診断がつくほど、長いこと意識が戻らなかった。
奇跡的に、ご回復の兆しが出て、今はリハビリ用の病院に転院されているそうだ。
ながこさんは敬虔なクリスチャンであり、毎日曜日教会に通われてきた。
どこにでも自転車でさっそうとおでかけをし、後輩の育成にもあたたかい心を砕いてくださり
わたしも、彼女にいくつかの作品の校正をしていただいてきた。
博識をひけらかすことなく適切なアドバイスをくださり、スキルと心、両面を育てていただいたなぁと思う。
日舞と詩吟をたしなまれ、これらも指導者の域に達しておられた。
彼女の笑顔は、美しい。
指導は、優しい中にも芯があり、言うことは言う。凛としていた。
そして、かわいらしい。
ときにいたずらっぽく、ときに艶っぽく、うふふ♪と肩をすくめてお笑いになる姿は
あんなふうに年をとることができたら人生は成功、だなぁと思わせる姿だった。
転院までの入院中、仲間の何人もがお見舞いに伺っている。
まだ、言葉が出ず、記憶もあいまいな中での見舞であったにもかかわらず、皆がいう。
「にこにこと、声掛けを嬉しそうに聞いてくださり、うなずき、目を潤ませ、手を差し出し握ってくれて
見舞いを歓迎してくださった。
お見舞いに行ったはずなのに、なんとも幸せをいただいてきた気分だ」と。
菩薩の笑顔。お行きあいしてきた人たちは、彼女に神々しささえ感じてきたようだ。
かくありたや。ご回復と復帰を、心から祈って。
Posted by のんたん
at 22:34
│人
10代のやんちゃな頃なら、今の僕の歳の取り方は格好いいと思ったかもしれない。
でも違うんですよね…
僕も美しく老いていこうと思います。
来てくれてありがとです。
若い時から菩薩顔、ってお方もいるやもしれませんが、人生のいろいろを経て作られたお顔は尊いですよね。
老いの覚悟をもてるかどうかって今の生き方から始まっているのかもしれませんねぇ。
鏡をのぞいてしげしげ自分を見てしまいました。
jinさん、やんちゃを通って美しく老いる、かっこいいと思うです。