2015年06月17日

百鬼ゆめひな~飯田美千香さん~

また、ちいさな旅をしてきました。



百鬼どんどろの愛弟子、「百鬼ゆめひな」さんの「夢雛神楽」。

伊那にあるざんざ亭というジビエ宿で定期公演を始めたと聞き、機会を待っていました。

5月の連休の混みをさけ、平日の公演を選んで正解。かぶりつきで堪能。

上の写真は始まる前。

そして公演後の、舞台。 夢のあとに残された「ひな(人形)」たちの息遣いがまだ残っています。



彼女自身がかぶる面の美しさと慈愛の表情は、「母」。大地の、子の、我らの。そんな感覚で魅入っていました。



公演終了後、懇親の酒席が設けられ、対面に素顔の彼女がありました。

10代の娘かと思うような透明感をもって、猫絵の二部式をまといちょこんと座ります。

そばにいくこともできたろうに、でもわたしはその距離に見る彼女が素敵で、動けませんでした。

少し離れた場所で聴く彼女の声も、すてきで。ぼんやり皆の会話を聴き入って幸せにおりました。



あいたいひとにあいにいく。

そんな旅に夢中です。


ゆめひなさんのHPはこちら人形師 飯田美千香 Official Site」







  


Posted by のんたん  at 12:28